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王様の耳はロバの耳

いつも帽子をかぶっている、わがままで心の冷たい王様がいる。
若い床屋が王様の髪を切る時に帽子の中にあったロバのように長い耳を見るが、人に話さないことを条件に解放される。
床屋は人に話すのを我慢し度々病気になるが、谷奥や大木の穴の中で「王様の耳はロバの耳」と叫ぶと病気は治る。
月日が経ち谷の木々や海の波まで「王様の耳はロバの耳」と歌い出したので、諦めた王様は発表し国民の意見をよく聞くようになる。

ギリシャ神話

物語の類型
「押すなよ、押すなよ、絶対押すなよ」
「生きるヒント」

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