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VTuber、グッズ・知財で稼ぐ 広告主体のYouTuber苦戦

はじめに

面白い記事がありましたので、記事を要約しながら紹介していければと思います。
記事の名前は、「VTuber、グッズ・知財で稼ぐ 広告主体のYouTuber苦戦」。

記事要約

動画サイトなどで活動するユーチューバーなどのビジネスが変化している。

上場企業3社では、UUUMの収益力が低下する一方で、カバーとANYCOLORの業績が拡大。再生回数を伸ばし広告収入を得る仕組みが曲がり角を迎え、物販や知的財産権(IP)の活用で稼ぐビジネスに軸足が移り始めた。

UUUMについては、かつては成長の原動力だったアドセンスだが、ユーチューバーになる人が増えたことで、視聴者の奪い合いが激化し、再生回数を減らす所属クリエーターもでてきた。
さらに、視聴者が時間効率を重視する姿勢を強め、TikTokのような数十秒の短い動画が人気になったことが追い打ちをかけた。
今後は、フリークHDの傘下でビジネスモデルの再構築に取り組むことになる。

対照的に快走するのが、今年3月に東証グロース市場に上場したカバー。
売上高の内訳は、所属Vチューバーのグッズなどの販売が全体の4割、動画への「投げ銭」やユーチューブの有料会員制度などで視聴者から料金を得るのが3割。動画再生回数を伸ばし広告収入を稼ぐ従来の「ユーチューバー型ビジネス」には依存していない。

Vチューバーグループ「にじさんじ」を運営するANYCOLORも、IPを活用した物販やライブ配信で業績を伸ばしている。
Vチューバーは長時間の生配信が活動の主体で、視聴者のタイパ志向が強まることへの懸念もある。ただ、配信を短くまとめて投稿する「切り抜き動画」の文化が浸透しており、ユーチューバーほど打撃は受けていない模様。

海外展開のしやすさもVチューバーの強みだ。日本のアニメ人気という下地があるためで、カバーは英語圏とインドネシアで事業を展開。
英語圏のVチューバーの総視聴回数は3月時点で17億回を数える。ANYCOLORも英語圏や韓国などで需要を開拓している。

ユーチューブ関連ビジネスは産業史のなかでは極めて新しい領域だが、変化は激しい。企業の対応力が問われる。

まとめ

広告収入だけに頼るビジネスモデルはもう終焉を迎えているようです。
今後は、IPを活用したビジネスモデルが主流になるとのこと。
また、ライブ配信に関しても「切り抜き動画」をうまく活用し、打撃を回避できているようですし、英語圏、アジア圏でも広がりを見せている。
市場の変化も激しく、企業の対応力が今後のキーになるようです。

最後に

やはりビジネスとして長期的なプランニングはマストだと今回の記事を見て、改めて感じました。
特に大きな収入に関わる事業部分は、バランスよく配置することが必要なのかもしれません。

今後のVチューバー、ユーチューバービジネスのさらなる成長を期待しつつ、今回はここまで。

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