★ビジネス5:中国のオーラル市場が熱い!
前瞻产业研究院のレポートによると、2019年の中国の口腔患者は約7億人に達する見込みとなる。つまり、中国の2人に1人が何らかの【お口の悩み】を抱えていることになる。そこで中国ではオーラル関連商品の市場が年々拡大している。
《2020美齿经济白皮书》(オーラルブランド舒客と新浪微博の共同作成レポート)によると、2018年から2019年の中国のマウスウォッシュ市場の成長率は30%となっている。中国では今、マウスウォッシュ市場が非常に熱い!
これまでマウスウォッシュ市場といえば、絶対王者【リステリン】が君臨していたのですが、ここ数年中国ブランドの台頭により、競争が非常に激しくなっています。
そんななかでも、特に注目を浴びているのが中国ブランドの【参半】。
またもや深センの会社ですね。もう深センはイノベーションがとまりません。2018年にできたかなり新しい会社ですね。36krの記事を読むと、2020年10月にマウスウォッシュを販売してから80日で1億元の売上を記録する大ヒット商品となっています。
Tmallから簡易的に抽出したデータなので、正確さは保証できませんが、直近30日の販売戸数が13万本を売っている。小売価格で計算すると、884万元。小売価格は2本で68元(約1,113円)※2月21日時点の販売価格です。(※1元=16.38円)とそれほど高いわけではないですね。。しかし、販売数量、売上を見ても王者リステリンを大きく引き離す結果となっています。では具体的にどのような商品なのかを見ていきましょう。
まるで、スポーツドリンクのような見た目ですね。
商品の訴求点は
1.アルコール不使用:刺激がない
2.プロバイオティクス(多分ビフィズス菌のことかと…)配合
3.香りが1時間持続
4.見た目が某ビフィズス菌の飲料(多分ヤ○ルトかと…)と似ている。
らしいです。
小红书でもある程度の露出はあります。
赵思露という女優さんも起用していますね。
KOLマーケティングです。
出典:小红书app
あとはマウスウォッシュではないですが、同ブランドの歯磨き粉?をTOPライブコマースKOLの李佳琦が取り上げてますね。
おそらくこのようなマーケティングを通じて、認知と売上をどんどんあげていったのだと推測されます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?