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リモートワーク•ストレスに負けない!《リモハラ対策編》

メールの返信が少し遅かったら「寝てた?」とチャットが来る。常時接続を強要される。リモート飲み会では、「今日はスッピンなの?」「ビデオ、オンにして」と言われる。

そんな、在宅勤務のリモートの場で起こるハラスメントを”リモハラ”と称します。リモハラ悩む人に向けて、無理なくできる対策を、福原∞恵が教えます。

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変なことを言ってきたら、真顔でスルー

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元凶は、自宅で仕事をすることにより、職場とプライベートの境界線がひくくなり、プライベートを詮索する発言が出てしまうこと。”相手への言動が職場に必要なものか”という視点が薄らぐのも問題です。

1.パワハラを感じるときは、事前策を講じる

・メールの返信が少し遅かったら「寝てた?」とチャットが来る。

→ 在宅勤務に切り替わったことで、メールでのやり取りが増えて返信が遅くなることを防ぐために、メールを2時間おきにチェックして、その時点で返せる返事をするようにしましょう。例えば、こんな感じです。

例)・依頼の件、承知しました。見積書作成が完了次第、着手します。

・現在、A社の見積書を作成しています。依頼の件は、明日の午後から取り掛かります。

など。ビジネスチャットを活用している会社なら、そこから、短く用件だけ伝えるのも方法です。

依頼者は、投げたボールがどうなっているのかを気にしています。現在の状況と大体の見込みを伝えるだけで安心します。「寝てた?」なんて言われることは絶対、起こりません。

・常時接続を強要される。

ビデオ画面を小さくして、相手の顔を極力見ない。カメラを違う方向に向けて、自分の顔が映りこまないようにするのも方法です。でも、やっぱりこんなルールなくしてほしいと感じているのであれば、上長の上長に相談したり、他の賛同者を得て、ルールを撤廃するよう動きましょう。

2.セクハラを感じるときは、"基本、怒ってはいけない、言い返すと相手の思うツボ"

セクハラの行為者は、こちらがどんな反応をするのか楽しんでいる側面があります。ですので、絶対に怒ってはいけないし、笑いながら受け答えするのもNGです。”言い返すと面白がるだけ” ということを忘れてはいけません!

行為がエスカレートする場合は、音声を録音・画像や写真を記録し、証拠を集めた上で、職場のセクハラ対策窓口に相談しましょう。行為者が上司や社長ということもあり、社内の自浄作用が働かない場合は、社外の弁護士や労働組合に相談する方法もあります。

《外部リンク》

都道府県労働局雇用環境・均等部(室)

厚生労働省委託事業ハラスメント悩み相談室

3.理解できない "謎ルール"は、無視!

”オンラインのグループミーティングで、上司のビデオ画面が自分より下に来るのは失礼” 

”退室は、上司から先に”

こんな暗黙ルールがあると社内の噂で漏れ聞いたときは驚きました。まったく意味のない謎ルールですので、気にしないでいいです。