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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語を観た👀


先日Netflixにて公開されたヘンリー・シュガーのワンダフルな物語を観ました。

ウェス・アンダーソン監督ベネディクト・カンバーバッチ主演の40分程度の短編映画になっており、原作はロアルド・ダールの小説だそうです。

ウェスといえばかわいい色使い、早口、不自然なカメラ目線などなど、かなり特徴的な監督ですよね。

無職の大金持ち独身男性がカジノでボロ勝ちするためにチート能力を身につけようとする話になってます。

映画だと尺的にどうかな?という内容を短編に収めていて、ちょうど良いテンポ感で見ることができました。

40分という短い時間の中でもウェス味が溢れており、一切妥協せず作り込まれた作品でした。ただ、最近の作品フレンチ・ディスパッチやアステロイド・シティではカメラワークが特徴的だったかと思いますが今作ではカメラを動かすというよりもセットの方が動いていて、まるで舞台を見ているようでした。その点が新鮮で、観ていて楽しかったです。

私はあまり作品に対する解像度が高い方ではないので、いつもウェス作品は難しく感じてしまうのですが、今回はかなり見やすく頭にスッと入ってきたのが嬉しかったです☺️

あとはやっぱり俳優の力量がよくわかりますね。早口だし台詞長いし場面展開多いしで主演のベネディクトの演技が光ってました。

次回のウェスの作品も楽しみにしておこうと思います。


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