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認可保育園の手続きのアナログさについて

4月からの認可保育園の申請結果は、
1月末の水曜日に郵便で発送予定だったが、
その週の金曜日になっても届かなかった。

いてもたってもいられなくて、、、
金曜日の18時過ぎに市役所に電話をした。

窓口の時間は終わっていて、宿直室に繋がった。

理由を言って窓口に繋いでもらった。

「水曜に発送だった結果が今時点で届いていないんですが、」

「確かに水曜に発送はしました、今日お手元にない場合は、週末か来週には届くと思います」

「週末の発送はないので、届くのは来週の月曜以降ですね。もし認可保育園に入れなかった場合は、認証保育園を探さないといえないので結果を聞くことはできませんか」

無理だろうと分かっていても、聞いてみた。
こんな結果待ちで不安な気持ちのまま週末を過ごすのは嫌すぎる。

「今日時点でお電話で結果をお知らせすることはできません。
来週月曜に届いていない場合は、またお問い合わせください。」

もともとせっかちな性分もあるのだけど、
すでに結果が出ているのに”郵送”で送ったばっかりに、
まだ中身を知ることができないという"不便”な状況が耐えられない。。。
いつの時代なんだろう、水曜発送して月曜着の結果を待つなんて。

もう育休の延長はできないので、もし4月からの認可保育園に入れなかった場合は、認証保育園の枠を確保しないといけない。認証保育園が見つからない場合は最悪引越しも必要になる。

昨年の申請倍率や申請時の点数のボーダーラインを調べた上で、おそらくどこかには入れるだろうと思って認証保育園の枠を押さえてはいなかった。

調べた結果からもおそらくどこかには入れるんだろうけど、気になる。
どうなるか不安な気持ちを抱えて週末を過ごすしかなかった。(月曜の夕方には無事結果は届いて希望していた園に入れることがわかった。)

認可保育園関連の手続きで不便で泣けたエピソードがもう一つある。

一時保育の予約システムだ。

平日はワンオペで子を見ていると、自分のやりたいことや挑戦してみたいことができなくて、かといって子の育児がうまくできているわけではなく、もう心に余裕がなくなった時があった。自分の時間を持とうと思って、一時保育を予約しようと思ったけど、予約できなかった。

予約するには、予約開始日の開始時刻に30分間は電話に張り付く必要がある(この30分間は本当に時間の無駄)。電話はなかなかつながらず、ずっと電話をしていることもできず、タイミング悪く子どもがぐずったので子どもの世話などして、落ち着いた頃11:00に電話したら枠は全て埋まっていて、キャンセル待ちしかできなかった。

さらに驚くべきなのは、予約できたとしても、

利用日の2日前までに利用申請用紙に利用日時を記載して
園に持参 もしくはFAX(!)が必要だった。これをやらないと催促に電話がくる。

持参するには自転車で20分の距離だし、
FAXは家にはないし、コンビニでFAXするしかない。
(ネットでFAXできる機能もあるらしいが)

「メールの添付ファイルで送ってはだめですか」
「すみません、メールで受付はしていません。一時保育用のメールアドレスがないんです。」

・認可保育園の結果が出ていても受け取るまでに5日かかること
・一時保育の予約ができなかったこと
・予約できたとしても現代ではありえない手間が必要だったこと、

これだけ色々なツールが発達している中で、こんなに不便なことの連続ってあるだろうか。


郵便のお届けは2021年10月から変更されている。
・土曜日配達の休止
・普通郵便の配達日時の繰り下げ(1日程度繰り下げられている)
など

これは、郵便の利用数が減って売上が減少したのでサービスを低下させるという、自然淘汰された結果だから、仕方のないことだと思う。

そのようなサービスが低下している郵便を頑なに使い続けていることに問題があると思う。

保育園関連の手続きなんて、1度決まってしまえばもうやることはないし、次の子どもを産まない限りこれらの問題に直面することはないとは思うので、子育てを今まさにやっている者が感じていることを残しておきたいと思った。

きっとこれから行政のシステムもデジタル庁によって変わる??らしいし、今は過渡期なんだと思うけど、2022年から2023年にかけての実情はこんな感じだった。


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