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190318start
ブリキのロボット
出逢って 光って
灰になって
そしてそれから
蝋になって
こんな世界じゃ
優しいなんて
足枷にしかならない
桃色の温度
光の矢を放て
めでたい肉を
啄みながら
指も届かないところへ
君の心も届かないところへ
僕ならいけるよ
ふたりだけには
もったいない贅沢なことをしよう
きみとぼくがつくるこの空間は
きっとぼくよりきみに溺れている
恨みなど捨ててしまえばいい
恨みはなにも生み出さない
それを叶えるためならばぼくは
この命捨ててしまってもいい
枠にはまらなくていい
君はきれいだよ
不純な動機
不純な目的
優しい顔したあやつり人形
道具は何も要らなかった
僕の心は君の君のなか
他人の輝きが眩しすぎる
ように思う日が多い
この空が瞑色に染る時は君との逢瀬
大好きな牡丹を買ったが、蜂に独り占めされて悲しい
きみがくれたまぼろし
どんなしがらみも
自分なりの手網に
出来るはず
虹色列車
一人になるのがこわいから
いっそ夜空もつれていきたい
今の僕の目の前の君は
楽しい君の一部
誘発リキュール
交響リフレイン
それだったらイチゴのことだけ考えていたい
カーテンを開ければくもくらげ
茶埜子尋子
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