ロマンスの詩
真っ赤に熟れたリンゴを
一刺し
ナイフに滴った血液が
それはもう美味しい程に
輝いている
壊れはじめたメリーゴーランド
白いお馬さんの首は
はねられている
うたた寝している三日月に
思い出をつめて
血塗られた幸せを
幸せと思える二人
幸せは二人であると
思える二人
物語は始まったばかりだ
茶埜子尋子
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真っ赤に熟れたリンゴを
一刺し
ナイフに滴った血液が
それはもう美味しい程に
輝いている
壊れはじめたメリーゴーランド
白いお馬さんの首は
はねられている
うたた寝している三日月に
思い出をつめて
血塗られた幸せを
幸せと思える二人
幸せは二人であると
思える二人
物語は始まったばかりだ
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