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知識が豊富な女性って素敵

 つい先日、ロミオの青い空交流会というオフ会が東京にて開催されたので
私はそのイベントスタッフをやらせていただきました。

ロミオの青い空とは世界名作劇場後期の作品で、28年経った今でも毎年交流会が開催されているほどの、根強いファンが多く人気の高い作品になります。
今回の東京イベントでは、交流会としては近年稀に見る大きめのイベントでした。
通常はファン同士の交流にとどまりますが、今回はゲストを呼んでの企画など盛大なイベントになり、ご来場されたファンの方全員が楽しめるずっと思い出に残る特別な1日となったことと思います。

企画内容はsns等にアップロード出来ない規定となっているので心苦しく思いますが、ゲストの方々もずっとロミオの青い空交流会のことを気にかけて下さっていてご厚意で来て下さってるので、今後交流会を末永く続けていく上でも秘密は厳守といたします。


 さてようやく本題なのですが、
交流会後に数名の女性だけで集まりご飯を食べにいきました。

そこでのお話しがなかなかに濃い内容でして。
ロミオの青い空含め世界名作劇場好きの方々はあらゆる面で知識の豊富な方が多く、
作品についての表面的でない深い考察といったところまでなされています。

お食事会での話題は主に2022年〜上映のインド映画RRRについてがほとんどでした↓


お一人こちらのインド映画に非常に詳しい方がいまして、かなりの熱弁が披露されていましたね。
おかげで始終笑いの耐えない、楽しいお食事会でした。

私はこちらの映画存じ上げなかったのですが、以前インド映画としてはムトゥ踊るマハラジャ↓

というこれまた随分昔の映画ですが10年ほど前に拝見したことがあります。

インド映画って日本人としてはあまり馴染みがない場合が多いのかなって印象ですが、始終過激なダンスを踊っているイメージで元気をもらえる映画といった印象ですね。

RRRもお話し伺う限り同じような印象になるのかな、と感じました。
RRRの劇中歌「Naatu Naatu」

こちらエンディングかと思いきや劇中歌でした。多くの歌とダンスがある映画なんですね。とてもキレがよく周りをみんな巻き込み元気いっぱいなダンスです。

 熱弁されてた方はなぜこのRRRにハマったかというと、当時色々あって元気がなかったそうなのですが、半年ほど前にこちらの映画を見に行ったところすごいパワーをもらえたらしく、
通算27回も映画館に通ってしまうほどハマってしまったそうです。相当ですね!
確かに上記ご紹介しました「Naatu Naatu」だけでも十分伝わります。

映画の内容については、ロミオの青い空のロミオとアルフレドの2人の親友関係に近しいところがあるそうで、
始終そのことを語っておられました。

しかもお食事会には彼ら(+何故か監督の)アクリルスタンドを持参されていまして、こちらのアイテムでも大盛り上がり。何故監督のアクスタがあるのかって不思議ですね。
面白くていいと思います。
写真映えしますね↓

どういうわけか、ロミオ青い空のロミオとアルフレドに似た?インド人である主人公と親友のふたりは、最終的に肩車をするようになるそうです!

それが友情の証だとか。
映画拝見したらどういうことかわかるのでしょうが、お話聞く限りではちょっとわかりかねる部分です。

何だかインド映画の宣伝みたいな記事になってしまいました。
私はこちらの映画未見なのですが、それくらい影響受けるほど(こんな記事まで書いてしまうほどに)ファンの方の熱弁が凄かったということです。

 何が凄いって、ただ映画を見た感想やアクスタ集めるにとどまらず、インド関連の文献を読み漁ることや、インドの何語かは忘れてしまいましたがかなりマイナーな言語についても調べられたりと研究熱心なところが素晴らしいと思いました。

たったひとつの作品からこんなにも影響を受け、さらにご自身でも色々なことに興味を広げられて知識を深めていく。
端からみたらインド映画オタクになるのでしょうが、私は大変素晴らしいことだと思います。

何もインド映画のことばかりこのお食事会で話題に上がってたわけでもなく、他にもロミオの青い空に似ていると伺っている作品など皆さまあらゆる作品に対しての知識が幅広く豊富で。

有名な作品ですと、バナナフィッシュや陳情令などですね。
どちらもよく話題に上がるので時々ツイートなどでお見かけしております。

バナナフィッシュはちょうど昨年私も一時期ハマり、アニメ一気見漫画BOX大人買いまでしたほどですが、確かにロミ空ロミオとアルフレドに通じるものがあります。
作品のテーマが重めなところもロミ空ファンの方が好きになる要素のひとつなのかな。

 当然のことながら、ジブリ最新作の君たちはどう生きるかも話題に上がりました。上手くネタバレなしの内容でお話ししてくださり、こちらは近々絶対に見に行きたい映画でしたので助かりました。

 知的な女性たちのお話は、話題が尽きることがなく始終面白くて楽しい内容ばかりですね✨
お食事をともにするならこういった素敵な方たちとご一緒したいものです。


 ちょっと明るくない内容で申し訳ないですが、実家のほうの正直知的とは言いがたい女性たちとは大違いです。
私の叔母はいつも口癖のように言っていました、「勉強なんかやったって、将来の役にたたない」と。
私の母や祖母も同じような価値観で、
田舎の今どきでは相当古臭い考えでしかないとおもうのですが、女性に学は必要ないといった価値観でして。

私は彼女たちの考えにはすごく反発していまして、価値観が合いませんでした。
中〜高校生時代も勉強ばかりしていたら怒られたほどです。
「もっとみんなと仲良くしないと」
これに関しては私自身も問題があったので、彼女らの言う事も最もなのですが、勉強はしなくていいといった価値観だけはすごく嫌いでして。

そのため彼女らはどういうわけか、いつもお金に関して苦労をしています。
よのなかお金だけではありませんが、
正直、勉強ひとつろくにしないので余計に苦労をするのだと私には思えてなりません。

話が少し暗くなってしまいましたが、お食事会でご一緒したメンバーとのあまりの違いがあって、いい対比の例となると思いましたので書かせていただきました。

私はお食事会自体がそう慣れていなくて(先ほども少し書きましたが、10代20代はあまりみんなと一緒にお食事に行くという経験がなく、ひとり時間が長かったので)
こういった会であまり積極的に話す方ではありません。
きっと端からみたら面白くなさそうに見えていると思います。何しろひとり時間が長すぎたので、みんなと一緒の時間に慣れていないですので。

 だけども、私は実家の全くといっていいほど知的でない人たちとお食事するより(もちろんお盆正月くらいは集まりますが)、
知識や話題が豊富な知的な方たちとお食事をご一緒したい。
同じお料理でもおいしさが全く違います。
たった数時間なのに、すでに消化しきれないほどの刺激をたくさん受けています。

今後も興味を持ったことは積極的に調べたりして、この方たちのように様々な分野であらゆる知識を身に着けたい。そんな風に思える、素敵なお食事会でした。

長々と失礼しました。
私は人間関係が面倒くさがりなところがあるのですが、せっかく付き合うならまた会いたいと自然と思える知的で魅力ある方たちと関わっていきたいものです。

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