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吉川英治『新・平家物語』感想 序

 吉川英治『新・平家物語』(講談社吉川英治歴史時代文庫)を読んでいます。

読もうと思ったきっかけ

 2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』や再放送された川本喜八郎の『人形劇 平家物語』を見て、『新・平家物語』を読みたいと思いました。特に、人形作家川本氏は『新・平家物語』を読み感動し、人形のかしらを作り始めたと聞いています。

 それほどの小説ならば読まなければならない、と思いました。

 その時(2022年)、青空文庫を探してみましたが『新・平家物語』を見つけることはできませんでした(現在は一部読めるようになっています)。
 代わりに『随筆 新平家』や『源頼朝』を読みました。が、ますます『新・平家物語』を読んでみたいという気持ちになり、今年の2月から図書館から借りて読んでいます。

『新・平家物語』とは

 『新・平家物語』は長い長い小説です。1950年から1957年まで『週刊朝日』に連載されていました。

 物語は平清盛の若い頃から始まります。平清盛が亡くなった後の息子たちや孫たち、源頼朝や義経などの話が続き、たくさんの人物が登場する群像劇です。

 読み進めるうちに登場人物たちに感情移入してみたり、今までの自分のイメージが覆されたりと、いろいろと書き留めたいことが出てきました。

 そこでこれから少しずつ、自分の『新・平家物語』の感想を記していこうと思います。

画像は吉川英治歴史時代文庫の『新・平家物語』。全部で16巻。アマゾンのサイトより。







 



 


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