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フリースクール「みんなでつくる学校とれぶりんか」に出逢ったから生きてる

私は小さい頃から学校に行くのが苦手だった。
アトピーも酷かったし、小児喘息だったし
幼いながら自分が嫌いだったし、人が苦手だった。

それでもなんとか親のおかげで高校まで出させてもらって…それからすぐに

大切な友人が自ら命を絶った

自分が余計に嫌いになった。責めた。おかしくなった。ついに精神的に崩壊してしまった。

引きこもりパニック障害と過呼吸との闘いの日々が始まった。

その時に出逢ったのが芸術を通してメッセージを発信するフリースクール
【みんなでつくる学校とれぶりんか】だ。

壊れてしまった私の事を叱りつけたファンキーな車椅子の姐さんと
ひたすら真っ直ぐであたたかく笑いで包んでくれた代表のバルタン先生。

バルタンは子どもの頃から芝居をしてた私に劇団を与えてくれた。
子どもからシニアまでのめちゃくちゃ劇団。
パニック過呼吸ひきこもり女子をいきなり座長にしたわけだ。

そりゃみんなびっくりしたし、なんだったら自分が一番びっくりした。
当たり前だけど稽古中に発作を起こし何回倒れたかわからない。

そんなとき駆け寄って抱きしめてくれたのは
子どもたち」だった。

それまで子どもは苦手でよくわからない生き物だった。
なのにその子どもたちが私を抱きしめ「大好きだよ、大丈夫だよ。」と言った。
子どもの強さ、あたたかさ、愛に気づかされた。

なんと一年で鬱を克服することが出来た。

とれぶりんかに出逢っていなければ
上京して歌手でメジャーデビューすることはなかっただろう。
海外を飛び回り、鮮やかな色とりどりの世界を見ることは出来なかっただろう。

そして何やり自分のことを好きになれた。

フリースクールという存在が、居場所が、表現する場所が、私の命を守ってくれた。

今とれぶりんかは変化の時期を迎えている。

今こそ「みんなでつくる、学校、とれぶりんか」!!

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