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夫を信じきること

今日は、少し夫のことを書こうと思います。


私達は、交際2日目に結婚を決め、5ヶ月で同棲すっ飛ばして、入籍をしました。


いわゆる、スピード婚てやつですね。


決め手は、今までの恋愛経験からきた直感ですかね?

別に、めちゃくちゃ恋愛の数こなしてきた訳ではないですけど、真剣に人を好きになった経験や、振られたり、振ったり…こういうタイプと合う合わないが、大体わかっていたからこそ、直感が働いたのかもしれません。


当時は、全国転勤のある会社に勤めていた夫です。
私も、転勤族の妻として覚悟を決めていました。

不妊治療の末、やっとこさ授かり、やっと臨月になった時に、夫から言われるのです。


仕事辞めようと思う…。


一瞬で頭よぎりました。

あと一ヶ月後には、子供が産まれます。

夫は、職を失います。

住むところも当然なくなります。

あと、長年のストレスで、夫の体が、悲鳴をあげていました。

すぐには、就活も出来ない現状でした。


でもね…

私から出た言葉は、1つ。


辞めたらええやん!


これだけですね。うちの両親も、手を挙げて喜ぶようなおかしな感じでしたからね。

辞めたらええやん!言うて。

よぅ、決断したな〜て。


そんなしんどい思いして、1つの所におらんでええやんって思いましたしね。


あと、何より信じきっていました。


この人なら大丈夫やろ!ってことですよ。


焦らず、見守る。信じきる。


子育てでもこれ、大事!


結局、夫は、大手の商社から内定も、もらいましたけど。
(結局、断りましたが…)

自分に合う会社を、見つけました。


夫に隠れて産まれて間もない息子をあやすふりして、公園で泣いたりもしましたよ。

なんせ、就活出来るような体じゃなかったですからね。大きい病院で手術をすぐに出来ず、その間痛みで苦しみ、働けないことにも苦しんでましたから。

私もそれ見るの辛かったですから。
人知れず泣く時もありましたね…
(今は完治して元気!)



男の人が職を失う。
転職する。
かなりの覚悟だと思います。
結婚してたら特にでしょう。


それでも、夫を、なんとか励ませれたのは、信じきれたのは。


ある程度私自身も、自立した生活を送って来たからということと、転勤族で変化のある生活に慣れていたからも、あるのでしょうか?

私自身も、なんとかなる!と自分を信じきることが出来ていたから、夫のことも、信じきれたのかもしれません。

だからこそではありませんが、息子にはいつか、変化に対応できる力、自立する力、自分を信じる力をつけて、生きて欲しいと思っています。




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