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不登校息子の能力

息子は、絶賛不登校である!

境界知能で、理解もゆっくり。
勉強は苦手。
体を動かすことは好きだけど、別にスポーツが得意な訳ではない。

学校に行くと、できないことだらけだ。

今はひたすら、家でのんびり過ごしている。

親としては、何かに夢中で頑張っている子どもの姿が見たい!
悔しくて、それでも負けずと立ち向かう姿が見たい!

今のところ、その負けず嫌いな感じはゲームでしか見ることはできない。
ポケモンユナイトで負けても、負けても、立ち向かうそのエネルギーを、どうか他で使えないものか…。

まぁ、とりあえず、息子は頑張っている!

なにをって?

息子は、不登校を頑張っているんだ。

学校に行かないは、意外としんどい。
できない自分と毎日顔を合わせている状態だ。
頑張りたくても、頑張られへん。
逃げている状態と言えばそうかもしれない。

でもね…そんな生活が楽?

楽…なわけがない!

そんな不登校息子の能力とは、頑張りたくても頑張れない人の気持ちをわかってあげられることだ!と、私は彼に伝えている。

頑張ることはそれはそれで、素晴らしいと思う。
頑張り続けるのも能力だ!

でも、休み続けるのも楽ではない!
私なんかにはマネができない。勝手に頑張ってしまうからだ。

息子はその点、休み上手だ。

熱のこもった私の松岡修造ばりの指導を、大人しくマジメに聞いていると思ったら、物凄くすやすや寝ている。


もはや、特技である。


本当に力を入れた熱血指導の時ほど、わかりやすくアクビをしている。

彼のアクビを見て、私は思う。

今、私がやっていることとは…
小学校時代、寝まくっていた朝礼の時の校長の話と同じこと。

何一つ心に残っていない。
あのおもんない時間を、息子のアクビを見て思い出す。

相当、鬱陶しい時間なんだろうなと、反省をする。

過去に性教育で熱弁をしていた時の息子は、アクビ1つなかった。

むしろ、前のめりである…。

私の得意分野なのかもしれない。


まぁ、とにかく不登校でやる気もなくダラダラと過ごしているようなこの時間。

きっと、いつか役に立つ時がくると信じている。
だって、私は秀吉の母だから…笑

息子の能力を、いつだって信じているのだ。

不登校は、まじめに考え始めるとしんどすぎる。
投げ出したくもなる。
怒り狂ってしまいそうにもなる。

不登校の親というのは、相当なストレスがかかる。
きっとゴールがわからないから…だと思う。

こんなストレスの多い子育てがあるんかー!と叫びたくなる。

だからこそ、笑いに変えていかないとやってられへん。

もう、ふざけた発想で考えるくらいでちょうどいいのかもしれない。

まぁ、そんな感じで笑いに変えている毎日だけども、意外とストレスフルな毎日だとは思うので、今から胃カメラ飲みに行きますわ。


久しぶりに飲むから怖いねん。









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