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訪問してくれる先生のありがたさ

息子には、幼稚園時代からお世話になっているデイが1つある。もぅ、お世話になってから6年が経つ。どちらかと言うと、療育重視の所で、それはそれでありがたいのだが、働く私にとっては、長期休みの預かりが少ない所は少し残念でもあった。

そこで、小学校に入ると同時に、もう1つ別に契約したデイがあった。昨年不登校になった時には、かなりお世話になった。息子が通いやすいように色々工夫もしてくれた。学校に行くことはできないけども、デイに通えていることが私の精神安定剤にもなっていた。

ただ、今年に入り、引きこもりが酷く外に出られなくなった息子は、そのデイに行くこともできなくなった。そして、先週とうとう辞めることにしたのだ。

今は、なかなか外に出ていくことがしんどい。学校にもデイにも行くことが出来ない息子にとって、訪問してくれるデイがとても助かるのだ。

息子の状態によって必要なところが変わってくる。

きっと外に出ていけるようになったら、また利用するところが変わっていくんだろうなぁ。

昨日、いつものように沢山のボードゲームを持ってデイの先生が家に来てくれた。最近の息子は「先生バイバイ」と玄関までお見送りするようになった。

最初は、無視だった(笑)

リビングで、私と息子と先生3人で、楽しくボードゲームをしたり、switchをするときもあった。だいぶ私が息子の気分を盛り上げる為に、頑張っていた。
ただ昨日からは、先生と息子2人で2階でボードゲームをすることに成功した。親なんて抜きで、先生と2人っきりの方がのびのびとできると思う。色んな話をして欲しい。そっちの方がいいに決まっている。

そして、私自身もめちゃめちゃ助かるのだ。

帰りに先生と2人きりで話し合いをした。いい感じで息子と先生との心の距離が近づいてきているので、たまにお買い物支援ということで、息子を外に連れ出してみましょうか?と提案してくれた。息子の大好きなパンを買いに行ったりするのもいいし、少しずつ少しずつ家の中から自然な感じで、外に連れ出して行きたいですと言ってくれた。

最高の提案である。

初めは私から、家庭で療育して欲しいと先生に頼みこんだ。その願いを聞いてくれ、今度は提案までしてくれるようになったのだ。また昔のように他の子供たちと療育施設で遊べるようになるには、かなり時間がかかるだろう。

それでも、私1人では無理かもしれないが、先生と一緒なら出来るかもしれないと思った。

不登校の子どもを育てるのは、家族だけでは大変だ。協力してくれる人が本当に大事だ。

私は甘え上手である。そして、いい感じに図々しかったりもする。もう惜しみなく自分のこの性格を長所と思い、活かしていこうと思っている。



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