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[RoboCopy]でバックアップをした時、特定のフォルダーでループする時の対処法

以前の記事で「RoboCopy」コマンドを利用したデータコピーの方法を紹介させて頂いたと思います。今回の記事は、普段使いの中で出会ったトラブルとその対処方法を紹介します。

トラブルは、作業前にユーザのパソコンデータをバックアップしようした時でした。バックアップ作業を簡単にするため[RoboCopy]コマンドで一気に、ユーザのフォルダをコピーした際に、Application Dataフォルダのバックアップがループしました。

先人たち知恵を借りたところ、Application Dataフォルダは、通常のフォルダと違い、Windowsの「ジャンクション」機能で作成されており、この事がループの要因となっている事がわかりました。

コマンドプロンプトで「DIR /A」で表示されます。

<JUNCTION>を対象から外すため、[RoboCopy]の「/XJDオプション」を使い、無事にループから抜け出せました。

P.S.
 今回は、ユーザが作成したデータのバックアップが目的でしたので、対象から外しましたが、システム復旧などでは問題が出る事があります。
 そのため、ドライブを丸ごとバックアップする事もしておりますので、いずれかの機会に記事にしたいと思います。

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