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Windowsシャドウコピーにまつわる話

Windowsシャドウコピー」は、ユーザが誤ってファイルを削除や上書きした場合でも、元に戻す事が出来るとても便利な機能です。
今回の記事は、WIndowsServerに設定した時に見舞われたトラブルについて書きます。

以下、遭遇したトラブルの内容です。
1.ディスクが一杯になる
 
自作自演の所もあるのですが、履歴が思ったほど残らないので、容量を増やしたのがトラブルの始まりで、設定を間違え空き領域を全部使ってしまいました。

2.ディスクI/Oが遅くなる
 シャドウコピーは設定した時間に定期的に実施されます。実行中はディスクI/Oが通常より多くなります。もともとのディスク I/Oの多いサーバの場合は、影響を受けます。

3.バックアップが失敗する。
 シャドウコピーはおなじハードにデータを保存します。なので別メディアにバックアップを行っていたのですが、これが同じファイルを掴み合い止まりってエラートなりました。

どれも、運用を突きつめればこれらの問題は解決できたとはおもうのですが、私が担当していた所では、費用対効果からバックアップで十分と考え、利用されなくなるところが多かったです。

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