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お仕事のあれこれ

建築のお仕事をざっくり説明しようと思います。ざっとしたイメージとしては

ディベロッパー→夢追い人

設計→夢を形にする人

ゼネコン、ハウスメーカー→リーダー

建材メーカー→研究家

といった感じで思ってもらえればよいかと思います。この他にプラント、維持メンテ、ビル管理、審査機関(建材試験センター等)があります。この辺の区分がちゃんとできないと、就活・転職で間違いなくギャップが生まれます!!

ディベロッパーにはよく広告でみる○○不動産の他に、鉄道、高速道路、航空、電力会社、役所などもあります。こういう建物を作りたいというのを発注することが仕事なので自分で手を動かして物を作ることはありません。

ゼネコン、ハウスメーカーはこういう建物を作るという目標に対して、お金、工程、人を管理することが仕事です。最近はゼネコンとハウスメーカーの区分がなくなってきましたがゼネコンは一点ものを作る。ハウスメーカーは基本的には決まった形の家を作ることが多いです。管理がメインなので、どうやったら上手くまわるかを考えることが多く広い範囲の知識が求められます。(ただ、専門的な知識は得にくいです。)

建材メーカーは得意ジャンルが会社によって全く異なります。また、材料を販売すだけのメーカーと現場に行って実際に施工するメーカーがあります。扱える範囲は狭いですが、深い知識が必要とされます。実験したり開発したり大学の研究室の延長線上と考えてもらうと分かりやすいです。

建築系の大学生は絶対大学院に行った方が良いです!!

就活できる範囲と内定もらえる可能性が全然違います。入社年齢は遅くなるけれど、出世のスピードは大学生よりも早いです。大学院の2年間で建築業界を俯瞰して自分がどこに行きたいかも冷静に考えられるようになります。


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