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10歳の頃から『内省日記』を書き続けた私の自己理解の深め方

私は10歳の頃からほぼ毎日『内省日記』とやらを書いている。たまに内省日記を書きながら寝落ちすることもあり、その続きを夢の中でしていることもある。そしてドン引きされることも覚悟のうえでこれを書いている。笑

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自分で自分のことを理解するのは本当に奥深いし、尽きないなと思っているのでやめられない。そしてそれと同じくらい人や人の人生にも興味がある。

そういう根っからのオタクみたいな部分が、今のキャリア相談の仕事につながっているのだとも思う。

そんな変なオタクにキャリア相談してみたい方はこちら。笑

きっかけは幼少期に経験したリバースカルチャーショック

海外で生まれ育った私は、それはそれはもう自由奔放に育った。常識とか協調性とかいう概念も一切持たず、日本に帰国した私は大好きなスヌーピーのジージャンを羽織り、スニーカーでサングラスを頭にひっかけて幼児教室に通っていたので「何だアイツ‥ヤバイ‥」というようにご近所様から強烈な洗礼を受け、とてつもなく疎外感と孤独感を味わった。

これが当時「なんでそう言われてしまうのか」わからず、たまらなくショックを受け「もう二度とこんな思いをしてたまるか!」と誓い、もう誰からも白い目で見られまいと人一倍人の目を気にして生きるようになってしまった。

普通でありながら、突き抜けるって難しくね‥?

10歳になるくらいから、女子の人間関係が複雑化するフェーズに入る。

一応当時そういうことにとても敏感だった私は、学校の友達から「変だ」とか「白い目」で見られないように細心の注意を払い、スクールカーストなんかも意識してどうすれば皆から嫌われず程よいポジションを築けるか毎日考えながら必死で生き抜いていた。

何も考えず平然と生きてるように見せていたけれど、内心とても大変だったのだ。(ちなみに地元の治安はあまりよくないのでなおさらだ。笑)

一方母は地元でも有名な教育ママだったので厳しくて「地元で1番の進学校に入り、有名国立大法学部に入り弁護士になってほしい」というお達しが小学校1年生の頃からあったから、これまた母や先生からどうすれば評価されるのかもずっと考えながら生きていた。

そこでとうとう10歳後半に差し掛かったある日、友達や厳しい母、先生の目を気にして生きることに限界を感じて、たまたまその辺にあった紙に自分の気持ちを吐き出してみたのだ。

するともう何年も吐き出してこなかった自分の感情が爆発してしまって、ビックリするくらい書く手が止まらない。

そして自分でもため込んでいたこの感情の膿みに驚き、そして自分に引いた。笑

全て書き終えたと思った頃には一日が終わっていた。

ただその体験によって新しい自分に出会えた感覚があり、そこから本当の自分の心の居場所として「内省日記」としてノートに毎日自分の感情を書き出すという日課が始まった。

(これは書く瞑想「ジャーナリング」というのだが、当時はもちろんそんなことを知らずに意識せずにやっていた。)

ちなみにこれは中学時代の内省日記の一部

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ミニーちゃんの可愛いノートがどうでもよくなるくらい、闇だ。怖い

まさに「いい子」を演じる自分と「本当の自分」の葛藤期だった。

とうとう高校生になって母に内省日記を書いているのがバレて、いつからかそれが「デスノート(DEATH NOTE)」と名付けられ、定期的に「例のアレ、そろそろ捨てていい?」と催促されるので、数百冊実家にあった私のDEATH NOTEは徐々に捨てられていき、ついにこんなにコンパクトになってしまった。。。残念。

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ただ10歳から14年間自己流でやり続けたやり方は今思うとあまりよくなくて、沼に陥ることもしょっちゅうあったのだが、

今は人と向き合う仕事やキャリアの勉強もしていくなかでそこから約10年かけてポジティブに持っていける自己理解方法も身につけた。

そんな私が20数年かけて考え続けた自己理解の方法の一部を公開したいと思う。

ポジティブな体験から自分の良さを引き出す

・自分が夢中になれた体験に注目しよう

これは一時的な「旅行に行けて楽しかった」という感情ではなく、できるだけ継続的かつ習慣化されているものか、自分のエネルギーが無理なく発揮できている体験(没頭に近い)に注目していただきたい。

エネルギーとはなんぞや?は以下図がわかりやすいかなと思うのだけれど、

かけた時間や工数、行動が多いもの が該当するのかなと思っている。

たとえば自覚化しづらいポジティブ体験の中に、「部活で週4-6日練習しました」とかまさにそうで、当の本人からすると「好きだからできたんだよ、当たり前じゃん」とか思ってることも、別にやらなくてもいいことを週4-6日でやれたりすること自体がそもそもすごかったりするので、いわゆるこういう体験をより注意深く向き合い、味わってみるというのが大切だと思うのだ。


そのなかで、

・何を頑張ったか、(頑張った自覚がない人は、)何を行動したか
・なぜ頑張れたか、なぜやれたか
・その体験を通じて、自分はどう変われたか

を振り返って欲しい。

ここで注意なのは、「もっとすごい人がいる」と他人と比較すること「結果を出せているか」にこだわりすぎないこと

「自分なりに頑張ったこと」に着目して、その体験によって「自分なりに変化できた」ことやそれによって「自分なりの良さ」とは何か向き合って欲しい。

それがあなたの持ち味であり、それをどうすればもっと磨かれるのかに人生の多くの時間を使えば、もっと最高のキャリア選択や最高の人生になると思う。

ネガティブな体験との向き合い方

自己理解の最も大切なポイントは、

「ネガティブな体験をネガティブなままで終わらせるな」だ。

私はこれが幼少期できなくて、ただただ自分の課題と向き合い続け、数年かけて闇に落ちていき、1人では戻って来れなくなるところまで闇落ちしたことがある。笑

・何が辛かったか、何が嫌だったか
・なぜそれが起こってしまったか

→自分の改善点と他の原因で分類分けする(フラットな状態に戻す)

・今だったらどうするか(ネガティブ→ポジティブへの変換)

ネガティブ感情の変換のさせ方は2パターン。

次同じことが起こったとしても次はうまくやれると思えるまで考える

か、

「どう考えてもしょうがなかった」(自分だけの原因ではない、もしくは事故)と思えるまで考え、この体験から学べたことは何か、それを踏まえてどうしていくかを考え、次への糧にする。

ネガティブな体験にフタをして、ネガティブな感情のまま腐らせておくと結局それがいろんな人生選択の歪みとなって現れる。

自分の人生において心に引っかかる体験は、早いうちに向き合ってポジティブな方へ解消しておくに越したことはないのだ。

自分が過去それでつまずいてきたから、ここでズバリと伝えておきたい。

そして毎日とは言わないまでも、定期的に自分を振り返りをして大掃除する習慣をつけることはとても大切だ。

これは変化の大きいこの時代、自分の人生を生きる上でも、組織や会社に依存せず、自分で自分のキャリアを作っていく上でも必須だと思っている。


自分の理解を深め、その特性をどうキャリア選択に変換させていくか、この探究は尽きないから、本当に面白い。

これからも自分の頭の中を『内省日記』と壁打ちしながら言語化して展開していきたい所存。

またこういったことをもっとたくさんの人に伝えていこうと思い、オンラインのグループレッスンもはじめた。(次回は4月10日からスタート。)

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ご興味ある方はこちらから個別にお話ししましょ。

今日も自分らしくご機嫌に生きましょ〜。それでは〜!!!







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