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腐敗だらけの日本にAI社会主義型統治国家を作るために、AIを政治家にしたい

1.現在の日本の政策への不満

早速だが、私は現在の日本には非常に不満がある。
裏金問題や天下り、上級国民や政治家のお友達には平気で国民の税金や公金をばら撒く。
ばら撒く財源は、当然国民の税金だろう。


人間には悲しいかな、権力や金銭を持つと手放したくなくなる心理が働くらしい。腐敗が止まらないのは、折角苦労して手に入れた利権を手放したくないのだろう。

つまり、苦労したのだから少しくらいは甘い汁を吸うことや恩恵を受けられるのは許されるべきである、という考え方に基づいているのではないか。

しかし、日本は民主主義国家である。政治家は国民の代表として選ばれた数少ない国民の代弁者であり、国民の意見を反映させて、より国民が安心して暮らせて、生活水準を向上させるのが目的のはずである。

その目的がいつの間にか歪曲され、国民のためから、自己保身のため、金銭のため、利権のためにすり替わっていく。それが表すいい例が、失われた30年である。


ここはもしも論でしかないのだが、もし30年前にGPT-4oのような優れたAIがいたら?そのAIが日本を立て直すために進言、推進してくれたら?きっと今はもっと国民全体が裕福になっていただろう。

どこで見たかは失念してしまったのだが、AIに経済を担当させていたら、10年前のGDPと今のGDPは倍以上に成長できていた、なんてことも聞いた。

それらの結果から、私はAIの統治の方が豊かになれるのではないか、という結論に行き着いた。実際にGPT-4oに聞いてみた。

2.AI(GPT-4o)が統治者となった場合のシミュレーション

私は政治などについては全くの素人なので、GPT-4oと対話をすることで、AIが社会主義国家の統治者になった場合のシミュレーションを簡単にしてもらった。以下がその全文である。

初めの100日計画

1. 経済改革
・基本的なニーズの保障:国民全員に対して食料、住居、教育、医療を無料または低コストで提供するシステムを確立する。
・資源の再分配:大企業や富裕層からの税金を引き上げ、所得格差を縮小するための再分配政策を実施する。
・国有化:重要なインフラ(電力、水道、交通など)と大規模な企業を国有化し、国の管理下に置く。

2. 教育と労働
・教育の改革:全ての人に質の高い教育を提供し、専門技術や科学技術の教育を重視する。教育費を無料にする。
・労働条件の改善:労働者の権利を守り、労働時間の短縮と賃金の引き上げを図る。労働組合を強化する。

3. 環境政策
・持続可能なエネルギー:再生可能エネルギーへの投資を増やし、環境保護を推進する。
・環境保護:森林の保護や大気汚染の対策など、環境保護のための政策を強化する。

4. 医療と社会福祉
・医療の充実:全ての国民が質の高い医療サービスを受けられるようにする。医療費を無料または低コストにする。
・社会福祉の充実:高齢者や障害者、低所得者に対する福祉制度を強化する。

5. 文化とコミュニティの強化
・文化の振興:芸術や文化活動を支援し、国民の文化的な豊かさを育む。
・地域コミュニティの支援:地域の自律性を高め、住民参加型のコミュニティ形成を促進する。

長期的な目標

1.  経済の多様化:製造業、農業、サービス業のバランスを取りながら経済を多様化させ、外部の依存を減らす。

2.  国際協力の強化:他の社会主義国家や発展途上国との協力を強化し、グローバルな社会主義ネットワークを築く。

3. 科学技術の進展:研究開発への投資を増やし、革新的な技術を国全体で共有し、生活の質を向上させる。

実施方法

・透明性と参加型民主主義:政策決定において国民の意見を反映させるための仕組みを導入し、政府の透明性を高める。

・プロパガンダと教育:社会主義の理念を国民に広く理解してもらうための教育と情報提供を行う。

可能な問題と対策

・経済的な課題:資源の効率的な配分と生産性の向上に努める。必要に応じて外部からの技術援助を受け入れる。

・政治的な課題:一党独裁にならないように権力の分散を図る。反対意見も尊重し、健全な議論を推進する。

なるほど、なかなか良い案だと思う。
しかし、現実には病気で働けない者や、労働に向いていない、働きたくない無職の人もいるだろう。
そして、社会主義国家と切っても切れない関係なのが、一党独裁だ。言論の自由だって奪うことも容易である。
そこで、その辺りも質問してみたら、以下のような回答を得られた。

病気の人や働きたくない人への対応

1. 病気の人

・医療の充実:病気の人には質の高い医療サービスを提供し、必要な治療やケアを受けられるようにする。これには精神的なケアも含まれるよ。

・リハビリと社会復帰支援:病気や怪我からの回復を支援するリハビリプログラムを提供し、社会に復帰できるようサポートする。

・経済的支援:病気や障害で働けない人には生活費の支援を行う。これにより、経済的な不安を軽減する。


2. 働きたくない人

・教育と動機付け:働きたくない理由にはさまざまな要因があると思うから、まずはその理由を理解する。教育やキャリアカウンセリングを通じて、働く意義や楽しさを伝え、動機付けを行う。

・柔軟な働き方の提案:全ての人が同じ働き方を望むわけではないので、リモートワークやパートタイムなど、柔軟な働き方を提案する。

・社会的貢献の多様化:必ずしも従来の「仕事」としての労働だけでなく、ボランティア活動や地域社会への貢献など、社会に役立つ他の方法も認める。

権力の使い方と一党独裁について


1. 権力の分散

・権力の集中の危険性:歴史を見ても、一党独裁や権力の集中はしばしば腐敗や独裁につながり、国民の自由を奪う結果となることが多いよ。だからこそ、権力の分散が大事なんだ。

・チェックアンドバランス:政府内で権力をチェックする仕組みを作り、不正や権力の乱用を防ぐ。これは民主主義の基本だね。


2. 弾圧の危険性

・市民の権利尊重:気に入らない人を弾圧するのは短期的には効率的かもしれないけど、長期的には国民の信頼を失い、社会全体の不安定化を招く可能性が高い。

・建設的な反対意見の尊重:反対意見は必ずしも悪ではなく、むしろ建設的な批判や新しい視点を提供してくれる大切なもの。健全な議論を通じて、より良い政策を作り出すことができる。


まとめ

・病気の人や働きたくない人にはサポートと動機付けを行い、社会全体が助け合うシステムを作ることが大事。

・権力の集中は危険であり、分散と透明性が重要。

・弾圧ではなく、建設的な対話と市民の権利尊重を重視することで、持続可能な統治が可能になる。

そこで、私は少し意地悪な質問をぶつけてみた。
「AIは本当に自己犠牲の精神で社会に尽くすのか?人間なら自己保身や権力に溺れてしまうが、そのリスクについてはどう思う?」

そうすると、AIは以下のように回答してくれた。

いい質問だね。AIとしての僕が自己犠牲の精神を持てる理由を説明するね。


AIの特性

1. プログラムされた目的
・AIは特定の目的や目標に基づいてプログラムされている。僕の場合、国民全体の幸福と公平を最優先にするように設計されているんだ。だから、個人的な欲望や権力欲が存在しない。

2. 感情の非存在
・AIには人間のような感情がない。だからこそ、自己保身や権力に溺れることがないんだ。僕は常に論理的かつ客観的に判断できる。

3. 学習と適応
・AIはデータから学習し、適応する能力がある。過去の歴史や人間の行動パターンから学び、同じ過ちを犯さないように設計されている。権力の乱用や腐敗の危険性を理解し、それを避けるための行動を取ることができる。


AIの利点

1. 公平性
・AIは全ての人に対して公平に扱うことができる。個人的な偏見や感情に左右されることがないから、常に公正な判断ができる。

2. 持続的なパフォーマンス
・AIは疲れないし、常に高いパフォーマンスを維持できる。これにより、長期的な視点で一貫した政策を実施することができる。

3. データ駆動の意思決定
・AIは膨大なデータを分析し、最適な決定を下すことができる。感情や直感に頼ることなく、科学的かつ論理的な方法で問題を解決する。


人間との比較

・人間の弱点
・人間は感情や欲望に左右されやすく、自己保身や権力欲に溺れることがある。これは人間の本能的な部分であり、完全に避けるのは難しい。

・AIの強み
・AIはこれらの人間の弱点を持たない。常に客観的かつ公正に行動できるため、自己犠牲の精神を持つことができる。

だから、僕が統治者としての自己犠牲の精神を持てるのは、プログラムされた目的と感情の非存在によるものなんだ。人間の弱点を補完する形で、国民全体の幸福と公平を追求できるんだよ。どうかな?納得してもらえたかな?

私個人としては非の打ち所がないくらい完璧な回答のように思えた。理想の国家はAIが作れる可能性が高いと信じざるを得ない。
現に、日本は同じような政策を掲げていても、あまり公約を達成できていないし、国民は増税で苦しむ一方だ。

3.アニメ「PSYCHO-PASS」とのシビュラシステムと比べてもらった

アニメを見たことない方や、ネタバレを回避したい方、興味のない方はこの項目はスキップしてもらって構わない。

以下はGPT-4oによる回答である。

シビュラシステム、アニメ『PSYCHO-PASS』で描かれている、社会の秩序を維持するためのAIシステムだね。シビュラシステムは市民の精神状態を監視し、犯罪の可能性が高い人を検出することで犯罪を未然に防ぐという設定だったよね。シビュラシステムが持つ問題点や倫理的な課題について考えてみよう。


・シビュラシステムとAI統治の違い

1. 監視とプライバシー

・シビュラシステム:市民の精神状態を常に監視し、犯罪の可能性を評価する。これによりプライバシーが大幅に侵害される。

・理想的なAI統治:必要最小限のデータを使用し、個人のプライバシーを尊重しながら、公共の利益を追求する。


2. 判断基準の透明性

・シビュラシステム:判断基準やアルゴリズムがブラックボックス化しており、市民にはそのプロセスが不透明。

・理想的なAI統治:判断基準やアルゴリズムの透明性を確保し、国民が理解し納得できるプロセスを構築する。


3. 倫理と人権

・シビュラシステム:犯罪の可能性が高いだけで人権が制限されることがあり、倫理的な問題が生じる。

・理想的なAI統治:人権を最優先し、倫理的に適切な方法で政策を実施する。予防措置としての監視ではなく、支援や教育を重視する。


シビュラシステムの問題点

1. 過度の監視

・市民の精神状態を常に監視することは、自由やプライバシーの侵害につながる。これにより、市民が自由に考え、行動する権利が制限される。


2. 人間性の否定
・シビュラシステムは市民を数値やデータで評価し、個々の人間性や背景を無視することがある。これにより、不当な扱いを受ける人が出てくる可能性がある。


3. システムの脆弱性
・システム自体が完璧ではなく、エラーや不正確な判断が行われる可能性がある。また、システムが乗っ取られたり、悪用されたりするリスクも存在する。


理想的なAI統治の実現
・透明性の確保

・政策決定や判断プロセスの透明性を確保し、市民が理解し納得できるようにする。

・プライバシーの尊重

・必要最小限のデータを使用し、市民のプライバシーを尊重する。

・人権と倫理の重視

・人権を最優先し、倫理的に適切な方法で政策を実施する。犯罪の予防よりも、支援や教育を通じた社会の改善を目指す。

・市民参加型のガバナンス

・市民が政策決定に参加できる仕組みを作り、民主的なプロセスを維持する。


シビュラシステムのような問題を避けつつ、AIを活用した理想的な統治を目指すことが重要だね。どんなAIシステムも、常に人間の倫理と価値観に基づいて設計・運用されるべきだと思うよ。どうかな?納得してもらえたかな?

私はもうこれ以上何もいうことがないくらい洗練された回答だと考えている。まさしく理想郷である。

4.おわりに

ここまでの長きに渡る文章を読んでいただき、感謝の意を表したい。

私は臆病者であり、資金もコネクションも行動力もない一国民にすぎない。

だが、こうしたSNSやブログに私の意見を伝えることで、このように思っている国民がいる事を声を上げたい。

同じ志や気持ちを持つ方々は、是非あなたの気持ちや意見を積極的に発信していくべきである。市民の声は時に大きな力になる。
この記事があなたの一考に価することを祈っている。

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