宇都宮

自治体職員です。日々の出来事を綴っていきたいと思います。

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最近の記事

書かせない窓口

転入転出するとき、前住所地の役所で転出届を書き、今度は転入先で、また同じように転入届を書いてもらいます。 おんなじことばかりの繰り返し、これ以外に保険や児童手当の手続きがあれば、おんなじ住所と氏名を何度も書いていただかないとなりません。 渋谷区さんや柏崎市さんのようなシステムが導入できないか、ただ今、研究中です。 例えば、転出証明書をスキャンし、読み取ったデータを転入データとすれば、転入届を書かなくて済む訳です。 今の手書きだと、書き方は分かりにくいし、手間がかかるし

    • 災害対策で思うこと

      大雨で警戒本部や対策本部が立ち上がり、夜中の出動や夜勤のまま翌日勤務などきつい7月でした。 役場職員は当たり前ですが、24時間公務員です。 私はおかげさまで、夫の助けは得られなくても、実母の応援があるので、日頃も、いざというときも勤務が可能です。 それでも、やはり夜中に子どもを起こして出動したり、ずっと帰られないときは、さすがに参ります。 親御さんの応援がない場合、仕事と育児の両輪は大変です。 実際、一昨年、昨年と2人の優秀な女性職員(部下)が退職しました。 理由

      • 自治体職員の教科書

        『55のポイントでわかる 自治体職員 新 はじめての出納事務 』 入庁して、町長から言われたことに、 「本はたくさん持っているから、読みたい本があったらいくらでも貸すよ。でも、読んだ本を本当に自分のものにしたかったら、自分で買いなさい。」 借りたものを読んでも、それはそれで充分と思うけどー 身銭を切らないと、必死にならないということでしょうか。 以来、ずいぶんと自治体に関する書籍を買いました。 いくら、本代につぎ込んだかー 最近、読んでいる書籍は、冒頭でご紹介し

        • 初投稿

          入庁して20数年、自治体の課長をしてます。 単身赴任の夫、小学3年生の子どもを持つ母でもあります。よろしくお願いします。 育児と家庭、突然の管理職を仰せつかり、両立に奮闘する毎日です。 一日の始まりはー 朝、子どもを登校班に送り届け、出勤します。 登庁すると、まず、新型コロナウィルス感染症対策で設置されたラミネート板やらカウンター、窓口のボールペンの消毒をして、業務開始です。 お客様からは、「そんなこと、課長がやるの?」と言われますが、なるべくコロナを庁舎から出さ

        書かせない窓口