ガイドのお仕事-6月15日

この日ご案内させていただいたのは、ご年配のご夫婦
お客様の口コミをみて、お申込みいただいたお客様。


お客様とのお約束の時間前にちょっと足を延ばして。
この日は、一日中天気が悪い予報で、特に午後からはかなりの雨予報。
あさから、どんよりした雲でした。


いつもの1号線にあるビューポイントからは、雲の関係で全くキャッスル山を見る事が出来なかったので、キャッスル山の麓までやってきました。
ここからは綺麗にキャッスル山を見ることができましたが、どんよりした雲に覆われておりました。


この日のレイクルイーズは雲が垂れ込んでいて、風も朝から強く、強い向かい風が吹いていました。
湖の上のカヌーも皆さん苦労しており、手前に風で押されている人も多く見受けました。

太陽の温かさは一切なく、少し雨も降り始めて寒い日となりました。


クロウフット氷河は雲が垂れ込んでいて一切見る事が出来ませんでしたので、帰りに再度トライすることにして、ボウレイクへ。
ボウレイクにしては珍しく、風があまりなく、レイクルイーズよりも少し暖かく感じました。
それでも、日本の冬の様な寒さに、お客様は少し震えていらっしゃいました。


ペイトレイクは綺麗な色をたたえていましたが、ボウレイクよりも風が強く、冷たい風に寒さを感じました。
ラッキーなことにここで雨に降られることもありませんでしたし、雲の中に居るような、あまり景色が望めない天候でも無かったので、綺麗な水の色を見る事が出来ました。


お昼前のクロッシングビューポイント
viewポイントと言いながら、雲が低く下がってきてしまい、今まで来たミスタヤ谷も、近くのマウントマーチソンも見る事が出来ませんでした。

今回のお客様は、ご高齢でもあり、食事も小食ということから、ご自身でご持参されたので、残念ながら食事の写真はありません。

氷河観光が行われるアイスフィールドセンターに到着した時は、氷河も殆ど見る事が出来ず、山の殆どが隠れている天気でしたが、実際に氷河観光が始まると天気が良くなってきました。

氷河の上に降り立った時は、まだまだ青空が見える感じではありませんでしたが、それでも白い稜線や氷瀑を見る事が出来ました。

散策中にどんどん天気が良くなってきて、風も全くないとっても過ごしやすい天候になりました。

道中の悪天候が嘘のように晴れてきて、午後から土砂降りの予報が外れてくれていい氷河観光となりました。

最後には、アサバスカ山の上にも雲がなくなり、北壁の氷河も綺麗に見えるようになりました。

土砂降り予報はどこに行ったのでしょうか。
過ごしやすい氷河の上での散策時間。
貴重な氷河での観光をお客様はとっても楽しまれていたようでした。

ウォーターファウルレイクでは、一切風が無い状況で、逆さロッキーの映る綺麗な湖の色を楽しんでいただけました。

午前中、一切見る事が出来なかったクロウフット氷河も、バンフへの帰り道では綺麗に見ることができ、双眼鏡で氷河の青を楽しんでいただけました。

最悪の天気になりそうな予報でしたが、多少雨に降られたり、寒さに震えたりもしましたが、氷河観光のあとは予想外の良い天気でなによりでした。

バンフに帰ったら結構な雨が降っていましたが…

別れ際に、お客様に
「口コミにあった、中村さんにツアーをお願いしてとっても良かった。想像以上でした」と暖かい声をかけていただけました。

3度目というカナダ
初めてのロッキーを楽しんでいただけたようでなによりです。
ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?