第二子出産の記録

先日第二子を出産しました。
自分の記録と、もしかしたら第二子に迷っている人の参考になるかなぁということで、noteしておきます。

妊娠まで

正直いうと、4年前に第一子を出産後、なかなか2人目に踏み切れませんでした。
あの壮絶な妊娠出産育児をまたするのかぁ…という不安に加え、
里帰り出産先が出産直前に台風被災
産後数ヶ月でコロナ禍
地震被災2回
転職、引越し2回ずつ
戦争と、それに伴う物価高
と、自分的にも世の中的にも激動。
2人目なんて、なかなか考えられない状況でした。

でも、自分のキャパシティ的に、30代後半以降に出産育児を乗り越える気力体力はない。
いろいろ迷いながらの妊娠、出産でした。

2回目のお産について

実際に2回目のお産がどうだったか。
結論から言うと、あくまで私の場合ですが、「妊娠はキツい、出産はマシ」でした。

2回目だし、初めての時よりは何かと楽だろうとタカをくくっていましたが、妊娠生活は辛かった。
・年取ったせいか、悪阻は重いし、妊娠に伴うマイナートラブルは多い。
・1人目の時に痛めた臓器が、早い段階から痛む(胃とか)
・2人目だと、1人目ほどマタニティハイにならない上、産後を思うとブルーに。
・2人目なら早く生まれるとは限らない(予定日1週間超の上の子よりさらに遅れ、誘発して、予定日10日超で出産)

とは言え、一度あの修羅場を超えた身体は強くなっていて、出産は前回よりかなりマシ。
(とは言え、死ぬほど痛い苦しいのは同じなので、楽とは書きません)
前回分娩台乗ってから出産まで2時間以上かかったのに、今回は20分!
傷も、「かすり傷だね〜」と言われる程度で済みました。
陣痛に耐える姿勢や呼吸も、意外と身体が覚えていました。
夫のサポートも上達してて感謝!

そして、一番は、育児という修羅場を超えてきた気力体力!
1度目は命からがらぼろぼろで生き延びた新米兵でしたが、今回はそれなりに戦慣れした中堅兵士といった感じでした。
人間、「自分がレベルアップしてる感」を感じるのはなかなかの快感。
これからの新生児育児に向けて「もっとレベルあげるぞ〜」と、やる気も出てきました。
(とはいえ、2時間おきに起きるの辛ぁ…)

産みながら思ったこと

1度目のお産の時、あまりの痛さ苦しさに、分娩台の上で、「もう産まなくていいから終わりにして欲しい」と思ってたことを思い出しました。
そして、「あ、こんな風に思ってるからなかなか進まないんだ。こんなんじゃダメだ。私が、この子を産むんだ」と気持ちを入れ替えて、そこからお産が進んだような記憶があります。
今回も、早くこの痛みが過ぎ去って欲しいと感じながら、あ!違うなと思いました。
出産の痛みや産後の大変さを恐れて、嫌だ避けたいという気持ちが強いから、なかなかこの子はやってこないんじゃないかと。
どんな子が産まれても、受け止める。
楽しく、みんなで生活するんだ。
そう気持ちを入れ替えたら、そこからスムーズに進んだ気がします。 

苦痛を避けたいという心情の時は、なかなかその苦痛から離れられないけど、その向こう側にある使命や目的をきちんと認識した時、そこに向けて道が開けていく。
そんなことってあるよなぁ、と、改めて感じました。

すぐ、目の前の苦痛に目を向けがちだけど、このことをちゃんと覚えておきたいなと、そんなことを考えました。

今、感じていること

病院のベットで、やっと眠った赤ちゃんを前に思うこと。
・先が見通せるというのは、精神的にとても楽。
1人目の時は、眠れない日々はいつまで続くのかとか、自分の身体はちゃんと元に戻るのかとか、不安でいっぱいだったけど、いずれ大丈夫になることを経験的にわかっているので、ゆったり構えられます。
・緊張感、神経質さはない。
1人目の時は、油断したら壊れそうな新生児にビクビクし、ひゃっくりごときき慌ててましたが、そういうストレスはないのがいい。(ちょっと扱い雑すぎるかも笑)
・やっぱりあかちゃんはかわいい
これに尽きる。この子も含めた家族で、どんな楽しいことをしようかなって前向きに考えられるのは、楽しい。

退院したらまた、大変でわたわたするのだろうけど、それも込みで楽しめるように、レベルアップしていきたいな。

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