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ヨーロッパ:列車で繋がる国々

ヨーロッパの列車旅行は、その国同士が陸続きで接しているため、知らないうちに国境を越えることがよくあります。ユーロ経済圏の導入により、国境を簡単に行き来できるようになり、異なる国でも同じ通貨を使用できる利便性があります。例えば、スペインの人がドイツで働き、高い給料を稼ぎ、故郷の家族に送金することも一般的です。

このボーダーレス化により、様々な国の人々が活発に行き来しています。しかし、北アフリカからの出稼ぎ労働者に対する取り締まりは厳しく、特にイベリア半島からフランスへの入国時には、今でも入国審査があります。日本人には審査がほぼないものの、アフリカから来たと思われる人々に対しては厳しい審査が行われています。

国境を列車で超える旅は魅力的で、ヨーロッパの人々は服装や顔だけで国籍を見分け、自国語やEU共通語で挨拶を交わします。ヨーロッパの公式会議での公用語は英語、フランス語、ドイツ語で、特にフランス語の挨拶は多いです。列車内で会話が楽しめれば、一端のヨーロッパトラベラーと言えるでしょう。

ひとくちコラム

1979年当時、ヨーロッパでは列車で長距離旅行をすると、国境で一旦停車しパスポートの検閲がありました。フランスからイタリアに帰る子供たちの笑顔が印象的です。

読者への質問

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