見出し画像

~知らないと損する?保険料の支払い方法~

みなさん、こんばんは。

ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。

さて、本日は「生命保険」のお話です。

毎月支払っている保険料。
少しでも安くしたいですね。

しかし、生命保険の契約は、
同一商品・同一設計であれば、
保険料はどこで契約しても、
すべて同じです。


でも実は、
お得になる保険料の支払い方法があります。

只、気をつけなければならない
注意点もあるので、
その辺も含めてご説明させて頂きます。


年払い+クレジットカード払い

はお勧めです

保険料の支払い方法には支払回数によって、
・月払い
・半年払い
・年払い
・全期前納払い
・一時払い
等があります。

月払いにされている方が
ほとんどだと思いますが、

一般的にはまとめて支払う方が
保険料は割安になります。


商品によって異なりますが、
死亡保険・医療保険の場合、
月払いより年払いの方が、
1~3%程度保険料が安くなります。


仮に月払い保険料が2万円とすると、
2万円×12ヵ月=240,000円

年払いにして、2%安くなるとすると
240,000円×98%=235,200円

1年間で安くなる金額は、
240,000円-235,200円=4,800円

31歳で保険に加入して、
65歳で払い済とすると、
保険料の払い込み期間は35年間

4800円×35年間=168,000円
保険料が割安になります。


支払い方法を変えるだけでこ
だけ差が出るのであれば、
考えてみたいですよね。

更に支払方法を
クレジットカード払い
にする事もお勧めです。

クレジットカード払いにすると、
ポイントもつきます。

ボーナス月に併せて、保険に加入し
年払い + クレジットカード払い
は、賢い保険の加入方法だと思います。


全期前納払いと一時払いの違い 

年払いよりも、更に保険料が安くなるのが、
保険全期間の保険料を一括で支払う

・全期前納払い
・一時払い
です。


全期前納払いも
一時払いも、

保険全期間の保険料を
一括で払い込むという点では変わりません。

しかし、一時払いは、
全保険期間の保険料を
最初の1回で支払う方法。

対して、全期前納払いは、
全保険期間の保険料を、
保険会社に預ける様な形で
最初の1回で支払い、

その後は、月単位或いは年単位で
前納した保険料が充当されていく
仕組みです。

よって、全期前納払いの場合は、
被保険者の死亡や解約時に
未経過分があれば、
保険料はその分返還されます。

一時払いの場合は、
一度支払った保険料は戻ってきませんが、

その分、一時払いの保険料は
全期前納払いより更に割安になります。


保障よりも運用に重点をおいた保険では、
一時払いや全期前納払いの運用率は
高くなります。

まとまった資金の運用を
検討している場合は、
効果的だと思います。


生命保険料控除の適用に注意! 

全期前納払いと一時払いで
もう一つ気を付けなればならないのが、
生命保険料控除の適用です。

全期前納払いは、保険期間の経過に併せて
一括で預けた保険料が
充当されていく仕組みです。

よって、毎年生命保険料控除を
受ける事が出来ます。

対して、一時払いは、
保険料を支払った最初の年だけ
生命保険料控除を受ける事が出来ますが、

その後の保険期間は
生命保険料控除の対象とはなりません。


こういった
生命保険の基本的な仕組みについて、

生命保険のパンフレットには、
あまり大きく書かれていない事が
多いものです。


生命保険は、加入後のサポートも考えると、
どの保険会社で加入するかよりも、

誰から加入するかという事の方が、
実は重要なポイントだと思います。

私が毎週メルマガ配信している
LINEアカウントです。
https://lin.ee/KP3QCnt

宜しければご登録お願いします。

それでは、今回も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。

引続きどうぞ宜しくお願い致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?