意外と知らない!iDeCoの始め方と金融機関の選び方
みなさん、こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの
肥田木義信です。
前回、
お金が貯まらない人へお勧めの資産形成術
の一つとしてiDeCoを紹介した所
iDeCoという言葉は知ってはいるけど、
「実際にはどうやって始めたらいいの?」
というご質問を頂きました。
老後の資産形成の一つとして
注目されているiDeCoですが、
意外と加入者はそれほど多い訳ではなく
加入者は、2023年5月時点で
300万人弱程です。
そこで、
今回はiDeCoの始め方をテーマ―に
お話をしたいと思います。
IDeCoとは?
iDeCoは個人型確定拠出年金といい、
税制優遇を受けながら、自分で決めた掛金を毎月積み立てて運用できる
「私的年金制度」です。
どんな人が加入できるの?
国民年金に加入している方です。
20歳~60歳の方であれば、殆どの方が対象となります。
掛金はいくら?
5000円/月から1000円単位で
自由に設定できます。
但し、掛金には
以下の表の通りの上限があります。
iDeCoのメリット・デメリット
《iDeCoのメリット》
①掛金が全額所得控除になる
所得税・住民税の計算の元となる課税所得から、掛金分を引くことが出来ますので、
所得税・住民税が安くなります。
平均的な年収のサラリーマンの方であれば、
掛金の15%~20%が節税できます。
②運用益が非課税
一般的に、運用益には、
20.315%の税金がかかります。
しかし、iDeCoで出た運用益には
税金はかかりません。
③受取時にも税制優遇がある
積立てたお金を老後に引き出す時、
一時金で受け取る場合は、
「退職所得控除」
年金形式で受け取る場合は
「公的年金等控除」
が適用されます。
《iDeCoのデメリット》
①原則60歳まで引き出せない
急にお金が必要になっても引き出せない
という点ではデメリットですが、
中々お金が貯まらない方にとっては、
逆にメリットとなります。
②手数料がかかる
加入時 :2,829円
運用期間中:171円/月~
仮に毎月1万円の掛金とした場合、
掛金の1.71%の手数料となります。
長期の運用率を考えると
意外と手数料がかかる事がわかります。
iDeCoの始める手順
iDeCoを始める手順は、
①iDeCo取扱金融機関のサイトから書類を請求
②届いた書類に必要事項を記入し返送。
③加入者の口座番号等がかかれた書類を受け取る
④ログインして運用開始
というのが、一般的な流れです。
iDeCoの口座開設までには、
「国民年金基金連合会」
の審査がある為、約1~2ヵ月程度の時間がかかります。
iDeCoの取扱い金融機関は、
銀行、証券会社、保険会社等の様々な金融機関が取り扱っています。
iDeCo運営管理機関一覧はこちら》》
iDeCoは1人1口座しか作成できないので、
金融機関選びは重要です。
では、最後に
金融機関選びにポイントについて
お話していきたいと思います。
iDeCoの金融機関を選ぶ3つのポイント
●手数料が安い
iDeCoの手数料には、
金融機関に関係なくかかる手数料
①加入時手数料 :2,829円
②口座管理手数料:171円/月
と、
金融機関によって異なる手数料
③運営管理手数料 :0円~
があります。
最近では、
運営管理手数料:0円
の金融機関も増えてきてます。
まずは、
③運営管理手数料:0円
の金融機関を選びましょう
●商品ラインナップ
iDeCoは、金融機関によって選べる運用商品の種類が異なります。
商品ラインナップが多い金融機関がおすすめです。
●サポート体制が充実している
いずれの金融機関もサポート窓口はありますが、おすすめは電話対応をしてくれて、
土日でも受け付けをしてくれる会社がおすすめです。
最後に、おすすめの金融機関を3つ程挙げると
SBI証券
楽天證券
マネックス証券
等が挙げられます。
いずれも、
運営管理手数料:0円で、
商品ラインナップも充実しており
週末でも、iDeCoコールセンターが使えます。
是非参考にしてみて下さい。
資産形成やお金に関するご相談を
受け付けております。
・IDECO・NISAの始め方
・賃貸VS購入どちらした方がいいか?
・住宅ローンは退職金で完済した方がいい?
・ふるさと納税って本当にお得?
・投資は何から始めたらいいのかな?
・不動産投資って大丈夫?
等
お気軽にご利用ください。
ご希望の方は以下↓からお申込みお願いします。
https://consult.souki-sd.co.jp/
それでは、今回も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。
引続きどうぞ宜しくお願い致します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?