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「デフォルト・モード・ネットワーク」活用中

生活が混乱を極めている。

おそらくそのような感覚で毎日を過ごしている人は私だけではないだろう。

忙しいのをやぁーーめた!といって休眠状態に入ることができるなら、それもよいだろう。けれども、今の私には、その選択肢はない。

その中でもなんとかできないものかとすがるような思いで、「デフォルト・モード・ネットワーク」の活用を取り入れてみた。

デフォルト・モード・ネットワーク(default mode network) とは、「ぼーーーっ」としている状態のこと。この「ぼーーーっ」としている状態とは、脳が安静しているようなものだとか。

「ぼーーーっ」としている状態は脳が安静にしているとはいえ、安静にしているのは普段使いの脳の部分。

普段使いの脳の部分を安静にさせると、普段使いではない脳の部分は活性化しているというから驚きだ。その上、この状態が脳にはとてもよい影響を与えているようだということが徐々に分かってきているらしい。

「ぼーーーっ」としている状態をしていない人は認知症になりやすいようだという研究も進んできているようだ。

「ぼーーーっ」とする状態を、いかに生活に取り入れるか?

私には努力が必要だ。

時間の使い方における大転換を求められているといっても過言ではない。

もともと隙間時間を使って、あれこれと作業をしたがる癖がある。

隙間時間を有効活用するから、時間にゆとりを作ることができるという感覚でいたのだ。

けれども、隙間を使ってつくった時間のゆとりでさえ、まだ何か詰め込める時間に思えて、新しく仕事を増やしていく。フリーランスあるあるな行動パターンではないだろうか?

ちなみにデフォルト・モード・ネットワークについての情報は、秋のお彼岸にお寺の講話で小耳にはさんだもの。脳によい影響を及ぼすというので、この10日ほど意識して行動してみた。

この隙間時間にスマホでファイル整理していたなぁか、ここでスケジュール帳を眺めて予定を確認していたなぁとか、そういう隙間時間に、目を閉じで「ぼーーーっ」と過ごしている。

睡眠時間を削られている毎日であるが、思いのほか、思考の淀みが少ないようだ。「デフォルト・モード・ネットワーク」の活用がうまくいっているのかもしれない。

この調子で続けてみよう。