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「心の病が治る」というコト

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10歳代後半から30歳にかけて心を病んでいた私が50歳を超えた今、当時を振り返ります。病をどのように捉えていたか。どのような取り組みをしていたか。私自身の体験をベースにしたエッセ… もっと読む
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咲かない蕾を切り捨てたことで

鉢植えのカーネーションの説明書によると、中身がスカスカした蕾は予め切り取ると、株全体の花…

maru
2か月前
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冬を耐えて花が咲くことを信じるしか道はなかった

米国から帰国した私は、自分の病について調べ続けていた。病を克服するためにどういう行動を取…

maru
3か月前
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受け止め方で変わる「病名」を知る意味

『「のびのびと生きる」姿勢に宿るチカラ』の中で、私は病名を知らぬまま寛解を迎えたと書いた…

maru
3年前
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「心の病が治る」というコト

通院の中止という形での寛解。 投薬もなく、精神科医との面談もない。 「これで本当に治った…

maru
3年前
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命の営み。心の病の治り方

かつて、精神科医との面談をおこなっていた時期。 治癒への道程は長く、通院の中断と再開を重…

maru
3年前
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「季節の巡り」に救いを見出す

四季の移ろい。 ときの流れ。 変化することに目線を向ける。 変化していく事実に気持ちを置…

maru
3年前
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心を病んだときは「身近な人」に相談しないこと

「誰かに話を聞いてもらいたい」ということは誰にだってある。 「おたがいさま」という気持ちで、人の話に耳を傾けることもあるだろう。 だが、心の病に関しては、身近な人に相談しないこと。 そのことを意識することが治癒への道であった。 ◇ 私は、もともと、誰かに相談したいタイプではなかった。にも関わらず、心を病んでいた時期は、誰かに相談したい衝動があった。 衝動という言葉を敢えて選びたいほどの心の中から湧き出る感情であった。 幾人かは、私の心の叫びに対して応じてくれてい

心の病を克服する:「のびのびと生きる」姿勢に宿るチカラ

心の状態がよくない。そういう病は多数あるにも関わらず、よく耳にする病名はある程度決まって…

maru
3年前
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