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【世界史】フィリピン史

フィリピン 首都:マニラ


歴代大統領一覧
(出題の多い人物のみ目次にしてます)


①アギナルド(1897,1899〜1901)

1892年に結成したカティプーナンが1986年に蜂起。
1897年 革命政府の大統領に就任

米西戦争(1898)でアメリカに協力したため、アメリカ領に

1899年 フィリピン(マロロス)共和国成立
→フィリピン=アメリカ戦争でアメリカに敗北

②ケソン(1935〜44)

米西戦争の10年後、フィリピン独立法(タイディング=マクダフィー法)によって独立を認めた。

③ラウレル(1943〜45)

1943年 大東亜会議に出席

④オスメニャ(1944〜46)

ケソンが病没した事により亡命政府の大統領に昇格。1944年、ダグラス・マッカーサーとともにレイテ島のレイテ湾に帰還してタクロバンでコモンウェルス政府の復活を宣言。

⑤ロハス(1946〜48)

1946年 フィリピン共和国成立

アメリカの意を受けて共産党系武装集団フクバラハップ(フク団)掃討に全力をあげたが、心臓発作で休止した。

⑥キリノ(1948〜53)

ロハスとは異なり、フクバラハップ(フク団)との和平を進めた。

1951年 米比相互防衛条約を締結

⑦マグサイサイ(1953〜57)


土地改革などをおこなった。

⑧ガルシア(1957〜61)

マグサイサイ大統領が事故死し、副大統領だったガルシアが大統領に就任した。

1961年、マラヤ連邦首相ラーマンの提唱により東南アジア連合(ASA)成立
(フィリピン・タイ・マラヤ連邦)

⑨マカパガル(1961〜65)

積極的な外国資本の導入による開発路線をとったが、インフレが進行した。

⑩マルコス(1965〜86)

独裁体制でモロ民族解放戦線(イスラーム)を弾圧。
新米派

1967年 東南アジア諸国連合(ASEAN)成立
1983年 べニグノ=アキノ暗殺

軍の支持を失って、1986年にハワイに亡命

11コラソン=アキノ(1986〜92)

1986年のピープルパワー革命/エドゥサ革命(2月政変)で政権獲得。
民主化を実現

12ラモス(1992〜98)

フィリピンの歴史上唯一のプロテスタントの大統領。
国営企業の民営化・外資の誘致に注力し、国内の需要に必要な発電所を建設した。

13エストラダ(1998〜2001)

経済を活性化させるために特定の富裕層向けの優遇政策を打ち出したが、芳しい結果は得られなかった。

14アロヨ(2001〜10

2001年1月20日にエストラーダ大統領に対する弾劾が成立すると副大統領から大統領に昇格した。


15ベニグノ=アキノ3世(2010〜16)

国民の健康と教育への投資、不正の撲滅を公約に掲げて政治を主導した。


16ドゥテルテ(2016〜22)

国民皆保険の導入、雇い止めや違法な人材派遣の禁止、産休の延長といった社会福祉政策に力を入れた。

17ボンボン=マルコス(2022〜)


<参考>
・「最新世界史図説タペストリー」帝国書院
・「チャート式新世界」数研出版
・「世界史用語集」山川出版社

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