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【世界史】〇〇の父


世界史で扱われる〇〇の父を集めてみました。

写真はよく出題される人のみ載せています。


アダム=スミス 経済学の父

18世紀後半のイギリスの経済学者、思想家。産業革命進行中の1776年に『諸国民の富』(『国富論』)を発表、自由主義経済理論を体系化した。

アダム=スミス



アンセルムス
 スコラ学の父

11世紀イギリスのスコラ哲学者で、実在論を唱えた。

エドウィン=チャドウィック 公衆衛生の父

イギリスの社会改良家。厚生・福祉の行政に参加し、1848年の公衆衛生法の成立に貢献した。

カール大帝 ヨーロッパの父

フランク王国の全盛期の王。ブリテン島を除く西ヨーロッパをほぼ勢力下に納め、800年にローマ皇帝の戴冠を受け、西ローマ帝国を継承した。

カール大帝


グロティウス
 国際法の父 

17世紀前半、三十年戦争期のオランダの法学者。自然法・国際法の理論をうちたてた。

フーゴー=グロティウス



コジモ
 祖国の父

15世紀、ルネサンス時代、フィレンツェのメディチ家の当主。その財力でルネサンスの芸術や学問を保護した。

デサリーヌ ハイチ建国の父

ハイチ革命において、フランス植民地だったサン=ドマングで、トゥーサン・ルーヴェルチュールの部下として活躍した。1804年には自らジャック1世として皇帝の座に就いた。

ハイドン 交響曲の父

オーストリア出身の音楽家であり、古典派を代表する作曲家。

ヒポクラテス 医学の父

前5~4世紀、古代ギリシアを代表する医学者。病気を超自然現象としてでなく、生理学的に捉え、科学的な医学を創始した。

ヘロドトス 歴史の父

前5世紀のギリシア古典期の歴史家で、ペルシア戦争をテーマに『歴史』を著した。

ホセ=マルティ キューバ独立の父

キューバの著作家、革命家。19世紀後半のキューバ独立革命に参加し、キューバ史における英雄としてだけでなく、ラテンアメリカにおけるモデルニスモの先駆者としても名高い。

バッハ 音楽の父

18世紀前半のドイツ古典派音楽を代表する音楽家

ヨハン=セバスチャン=バッハ



ムスタファ=ケマル
 トルコの父

トルコ革命を指導し、トルコ共和国の初代大統領となった。トルコを世俗的な近代国家とすることに務めた。

ムスタファ=ケマル=アタテュルク



<参考>
・「最新世界史図説タペストリー」帝国書院
・「チャート式新世界」数研出版
・「世界史用語集」山川出版

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