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『メドゥーサ デラックス』日本語版吹き替え制作&豪華声優キャスト決定!それぞれからのコメントも到着

『ミッドサマー』(2019)や『LAMB/ラム』(2021)、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022)などの話題作を次々と手掛け、映画ファンから絶大な支持を得る気鋭の製作・配給会社A24が北米配給権を獲得し、世界中の映画祭でも話題を呼んだ、驚異の英国発ワンショット・ミステリー『メドゥーサ デラックス』


映画『メドゥーサ デラックス』

この度、本作の日本語吹き替え版の制作が決定。吹き替えキャストには新田恵海田所あずさ平山笑美岩崎諒太田辺留依らの出演が決定。それぞれから熱いコメントも到着した。

変死体の第一発見者となるモデルのティンバ役に、「ラブライブ!」μ’s 高坂穂乃果役、NHK Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」ナレーションで知られる新田恵海。「ウマ娘 プリティダービー」シンボリルドルフ役、「半妖の夜叉姫」もろは役で知られる田所あずさは、モデル・イネスを演じる。またアニメ「アイドルマスター ミリオンライブ!」の北上麗花役で知られる平山笑美は、美容師ケンドラを犯人だと疑うモデル・エッツィを演じる。そして被害者モスカの恋人・アンヘル役には、「ヒプノシスマイク」白膠木簓役、「僕のヒーローアカデミア」夜嵐イナサ役でも知られる岩崎諒太がキャスティングされた。「ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル」須藤セシル役、「龍ヶ嬢七々々の埋蔵金」龍ヶ嬢七々々役で知られる田辺留依は、モデル・アンジー役を担当した。

本作のDVDは、2024年4⽉26⽇(⾦)に発売。字幕版と吹替版が収録される。


主要声優のコメント全文


モデル・ティンバ役:新田恵海
何を見ても怪しい、誰も信じられない。
渦中とは、疑心暗鬼とはまさにこういうことなのだと感じながら、ティンバを演じました。リアルな時間経過の中、揺れ動く感情と緊迫感を、ぜひ日本語版でもお楽しみください。

新田恵海
モデル・ティンバ

モデル・イネス役:田所あずさ
ワンショット撮影の臨場感と緊張感、そして映像の美しさに目が離せなくなる作品です。
様々な人物の動きをぬるぬると追っていき、犯人は一体誰なのか引き込まれてしまいます。
吹き替え収録もとても刺激的でした。ぜひご覧ください!

田所あずさ
モデル・イネス

モデル・エッツィ役:平山笑美
見事なカメラワークと場面転換でワンショット撮影と忘れるほど、物語に引き込まれました。私はエッツィの吹き替えを担当しましたが、彼女の積極的な思考力と行動力と力強さ、演じていてとても刺激的で楽しかったです。
個性豊かな登場人物達と一緒に、犯人は誰か…この事件は何か…是非一緒に推理しながらご覧ください!

平山笑美
モデル・エッツィ(一番左)

モデル・アンジー役:田辺留依
ワンショット撮影なので、それぞれの登場人物に合わせて視点が変化していくのがとても印象的でした。
モデル達のヘアアレンジ、コンテストならではの照明の色や世界観、表舞台と舞台裏の対比、物語のドキドキ感も含めて他にない芸術的な作品です。事件の中で生まれた感情を大切に演じさせて頂きました。よろしくお願いします。

田辺留依
モデル・アンジー

アンヘル役:岩崎諒太さん
登場人物の不安定な心情や現場の空気を切間なく、まるでリレーのバトンのように繋いでいく映像に驚きました。アンヘルは恋人を失った動揺と悲しみ、葛藤、激しく揺れる心を生々しく演じさせていただきました。

岩崎諒太
アンヘル

【映画『メドゥーサ デラックス』】


物語の舞台は年に一度のヘアコンテスト。開催直前、優勝候補と目されていたスター美容師・モスカが変死を遂げた。担当のモデルが席を外したわずか数分のうちに、奇妙にも頭皮を切り取られた姿で発見されたのだ。会場に集まっていたのは、今年こそ優勝すると誓ってコンテストの準備を進めていたライバルの美容師3人と、それぞれが担当するモデルたち4人。さらにコンテストの主催者やモスカの恋人、警備員を巻き込みながら、事件や人間関係に関する噂をひそひそと囁きはじめる。…
世界で絶賛されたワンショット撮影を務めたのは、ヨルゴス・ランティモス監督『女王陛下のお気に入り』(2018)や『哀れなるものたち』(2023)で知られる撮影監督ロビー・ライアン。本作ではキャリア史上最高といわれるワンショット撮影で、瞬きさえ許さない美しさと緊張感を生み出した。

本作の劇中のヘアスタイルを手掛けたのは、レディ・ガガのMV「アレハンドロ」のヘアスタイリングをはじめ、業界で生きる伝説として知られる世界的なヘアスタイリスト兼ウィッグアーティスト、ユージン・スレイマン。
30年間、第一線で活躍し、ファッションショーのランウェイで、名だたるブランドのビジョンを具現化するため、ヘアスタイリストとして重要な脇役を務めてきた。

監督・脚本は、新鋭トーマス・ハーディマン。手掛けた2本の短編映画が、BFI(英国映画協会)に高く評価され、長編の制作を促された。そうしてBFIと、新たな才能の発掘に積極的なBBC Filmによる支援のもと、本作の製作が実現。そうしてシッチェス・カタロニア国際映画祭やサンパウロ国際映画祭では最優秀作品賞に、またロンドン映画祭や英国インディペンデント映画賞、ファンタスティック・フェストでは新人監督賞にノミネートされるなど、世界の映画祭で話題をさらってきた。

ここに名探偵や名刑事はいない。カメラはギリシャ神話に登場するメドゥーサの蛇のごとく、コンテスト会場の廊下をうねりながら進み、部屋から部屋を渡り歩き、関係者たちの間に広がる混乱と真相を映し出していく。その映像を、FKAツイッグスやジェイミーxx、サンファ、カリブーら著名ミュージシャンが絶大な信頼を寄せ、エレクトロニック・ミュージックの若き天才Korelessによる実験的でミニマルな音楽が、効果的に盛り立てる。新感覚、英国発のワンショット・ミステリーが誕生した。

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