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自分の場合のビジュアルスノウ

先日、何気なくTwitterでつぶやいたビジュアルスノウに関するツイートに反応をいただけているので、この機会に自分の場合の症状についてまとめます。

まず、先天性です。
8歳か9歳の頃には、飛蚊症が出ていたのを記憶しています。当時は「いつも見えるこれ、何なんだろ」としか思わず、何故か「ドラマや映画のような綺麗な画面は作り物だからであって、人間の視界とは違うんだな」と、結論付けていました。
そのため、日常生活に支障が出るほどではなく、軽度です。ただし、暗所では何も見えません。

また、目を閉じていてもちらちら光っているのを、当たり前だと思っていました。
さらにお恥ずかしいことに、夜や暗所における景色の見え方を、小さな頃はよく見える方だと思っていました。
大人になった今では、ただ光に過敏なだけであり、光から離れている場所は細かい砂嵐で見えていないことに気づきました。
ただし、もしかすると成人してから、やや症状が悪化している可能性もあります。

残像は小さな頃からひどいです。
光に敏感でまぶしいものが苦手ですが、HSP気質も持ち合わせているので、どちらに由来するものかは分かりません。

耳鳴りは幼い頃からあったように記憶していますが、偏頭痛はありません。(頭痛らしきものはありますが、苦になるほどでは無く、思春期の頃だけひどかったです)
数秒だけ鳴る高音の耳鳴りもあれば、何とも表現しづらい高くて澄んだ感じの音、いつの間にか大きくなって唐突に消えるノイズのようなものもあります。
成人後に精神を壊したこともあり、情緒不安定なところがあるため、どれが何に由来しているかは分かりません。

視力は悪く、近視で、小学生の頃から眼鏡をかけています。大人になってからはコンタクトを使っています。

普段のビジュアルスノウの見え方としては、非常に細かい砂嵐(個人的にはピクセルのような粒)が視界の全面にあり、暗所では存在感を増して視界を覆い尽くします。
暗所でスマートフォンを見た後、光の残像がぼや~としばらく残ります。この時の状態が一番、何も見えていないと感じます。
ですが、軽度なので日常生活に支障はなく、暗い夜道を歩く時は片手に携帯電話を持ちながら進むのが癖になっています。初めは防犯として、十代の頃からやってきたことですが、今はスマートフォンの明かりが頼りになっています。

今のところ、暗所で何も見えないことがもっとも気がかりです。
停電で明かりがない状態になったらと思うと、恐怖を覚えます。ただし、現実的にはスマートフォンや懐中電灯があるため、障害になることは無いとも思いますが。

また、先天性のビジュアルスノウが悪化することはあるのか、気になります。
機会があれば、私と同じ先天性のビジュアルスノウの方のお話を聞きたいですね(*´ω`*)


以前書いた、ビジュアルスノウに少しだけ触れているエッセイはこちらから読めます。


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