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のらりくらりでちょうどいい13

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
さて、今年もゆっくりしたペースでお仕事が始まりました。

実は昨年の年末まで、2022年はあれをやって〜これをやって〜と、色々と計画を立てていました。やりたい事は沢山あるし、来年も忙しいな、と。
ところが、年が明けた途端「やめた!!」と思ってしまったのですよね。
今年の抱負?糞食らえって感じで。
ちょっと過激過ぎましたね。年明け早々パンキッシュに変貌です。
でも何故こんな気持ちになったのでしょうか。

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お正月は2年ぶりに帰省をしました。
年老いた両親の顔を見られて一安心と同時に、<わたし>という個の生き方だけではなく<家族単位>の生き方を考えなければいけない、と色々考えさせられました。

家族の話しになりますが、私には兄がいます。
私以上に人生いろいろとあった兄ですが、今では人生を謳歌しているような生き方です。
仕事を2つ3つ持ち、季節ごとに定住地を変え仕事をし、遊ぶために働いているような兄。
そのような生き方が出来るのも兄の素質にあるからだと思います。
妹から見た兄は、昔から友達が多く、人の懐に入ることがうまい、遊び上手でフットワークが軽い。若い頃は殆ど家に居ず、(今も居ませんが…)家には寝に帰るだけでした。
ですから仕事が無くなった時も、友達づてにすぐ仕事を始めていました。
今では、バリ島に居る友達の仕事の手伝いと日本の仕事の往復です。
(現状はコロナで行けていませんが)
今年も正月からスノーボードに出掛けるなど、『おいおい幾つだよ!』と心の中で思っていましたが、

んん?ちょっと待って、それって私がこの2年で気づいた事の1つでは?!

それは、

〖お金はそこそこあれば生きてゆける〗

〖これからの時代、一つの仕事だけでは無く、2つ3つから収入を得られるリスクヘッジをした生き方が良い〗

という事です。
もちろん彼の生き方は、言葉にする程、生半可なものではありませんでした。
山あり谷ありの人生です。
ですが、よくよく観察してみると、私にとって一番身近なお手本となる師匠ではありませんか。
定住地を持たない、自分らしく生きるために働き、収入の分散など、私が目標とする生き方を、自然にやってのけている兄。
これからは師匠と呼びます!
年明け早々そんな生き方をしている兄を見て、
昨年計画を立てていた、あれもやりたい、これも叶えたいという思いは、また仕事ばかり。
これでは洋服のブランドをやっている時と同じです。時間に追われ、仕事に囚われる人生に逆戻りです。

まずは、自分の心を乱す執着が何なのかに気づくこと。
以外と強い責任感、頑張り屋の自分を今はお休みし、今年はのらりくらりでちょうどいい。それぐらいの気構えでちょうどいい。
眉間に皺をよせ、肩を上げての仕事の仕方は辞めよう。
おっと!今も眉間に皺がよっていました
。笑顔笑顔。


そして彼の生き方を肯定することは、家族としてもっと親とも関わっていかなければいけません。コロナが収まり始めれば、兄が居ない間は両親のサポートもする事になるでしょう。
その為にも実家でも仕事が出来る環境づくりをしないと…

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年初めだからこそ、手放せるものは手放した方がいい。
仕事始めと共に休んでいたヨガも再開しました。
まずは、パンパンに張った背中の凝りを手放そう。
この頃では眠る時にリラックス出来る睡眠音楽を聴きながら、眠りに落ちます。
脳に溜まったゴミも手放す。思っていた以上に朝はスッキリして起きられます。
軽やかさと豊かさを手に入れる旅を今年は歩んでいこうと思います。

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