女性としての選択 〜昨日のnewszeroを見て〜

実は日本に帰国して数ヶ月経つんだけど、

昨日のnewszeroで特集されていた卵子凍結の話について思ったことを取り急ぎシェアしたいなと思う。

※私の意見の全ては、いろいろな形があって正解っていう考えのもとの意見です。

私は20代前半の女性で、結婚はおろか妊娠なんてまた先の先だなっていうのが本音。

そんな年代の私の知り合い、友達界隈(結婚はまだだなと考えている子がほとんど)でも卵子凍結について話が出ることがちょこちょこある。

今は晩婚化がすすみ、必然的に子供を授かる年齢も遅くなっているよね。

女性にとって自分のキャリアを優先する事ができる一方、どれだけ医療が進歩しても35歳以降は高齢出産っていわれる。身体は昔と変わらないスピードで老化していくし、老化を緩やかにすることは難しいのかなと感じる。(見た目じゃなくて、臓器とか体内の話ね)



有働さんがおっしゃっていた、「自分のキャリアを優先して突っ走ってきて、いざ卵子凍結にチャレンジしようと思ったのが40歳の時。病院の先生にもう遅いです。卵子凍結はできないと言われた。」と。

「それを聞いた時、今までの自分が全否定じゃないけどされた気分だった。自分が人間として50点だと思った。」とも(ニュアンス)

それを聞いた時涙が止まらなくて。

この特集はスノーボード女子の竹内選手が、今のタイミングではキャリアを優先するために卵子凍結することを選んだという話だったんだけど、やはり女性にとって、キャリアと結婚・出産は天秤にかけないといけないものなんだという(思い込みかもしれないけど、今の時点では)なんだかもやもやする気持ちと、いろいろな選択肢が増え社会的に容認されていくべきだという考えがぐるぐる頭の中を巡っていた。


実際卵子凍結は費用も時間も根気もかかるし、うまくいくかどうかの賭けでもあり、凍結できたとしてもその後の望んだタイミングで受精が成功するかという不安もある。子供ができないことだってある。

卵子凍結ができてよかっただけではなく、女性への負担も大きい。

いろいろな意見はあると思うけど、選択肢が増えることは決して悪くないと思う。


今回は卵子凍結について考えたけど、精子凍結ももちろん選択肢としてあるべきで、女性と同じように男性も衰えていくわけだから両者共に考えるべきで、どちらかだけの問題ではないのではと思う。


もちろん「子供を産みたい」というのも、「子供を産まない選択をする」とうことも、人それぞれの人生設計や価値観があるから尊重されるべきだし、そのための選択肢は増えるべきだと思う。(個人の感情も含めて)


男女問わず全ての人にとって後悔しない人生を送れるような世の中になって欲しいと思う。




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