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ブラック・クロウズ、北米での公演へ行ってきました

ブラック・クロウズ、日本公演のため、来日中ですね❣ しかも場所は私の実家からほど近い立川だなんて!行けた方たちが羨ましくって仕方がないです。

この来日のニュースを聞いたとき、「しばらく日本へ帰ってないし、帰省も兼ねて11月のクロウズ観に行きたいな!」と夫につぶやいたら、「もう今年彼らのコンサートに行ったのにまた観たいの?」って呆れ顔をされました。

そうなんです、クロウズは、去年に引き継続き、デビュー・アルバムの30周年記念ツアーを北米で続けていたので、今年の2月にラスベガス、7月にバンクーバーで彼らのライブに行っているのです。祝来日!というこで、この時の様子を紹介しようと思います。

ラスベガス公演

2月の時はいろいろと渡航に規制がありすぎて、こんな大変な思いをしてまで行くべくなのかすごく悩みました。その時点では7月のバンクーバー公演発表してませんでしたし、でも2月は私の誕生月なのでお祝いを兼ねて頑張って行ってきたんです。自分への最高のバースデープレゼントになりました。

ツアー先に合わせたご当地Tシャツです

私達はこのときは2階席から見たのですが、わりと階段が急で傾斜があったためほとんど座っておりましたが、皆さんお酒も入っていたので大いに盛り上がりました。背の高いアメリカ人に交じってスタンディング席よりは見やすかったです。

彼らがステージに現れる前に会場で流れていたのがフェイセスで。もうめちゃいい選択で、ライヴ前の気分を十分に盛り上げてくれました。

そして、ラスベガスでは「Shake Your Money Maker」のタイトルがついてなかったので、演奏曲目が違うかも~!と期待していたら、やはりその通りでした。だってデビューアルバム以外の曲もたくさん聴けましたし。

1枚目から5枚目くらいの作品中心に演奏していたので、それも嬉しかったです。とくに一番好きな「サザンハーモニー」からは、Sing Me、My Morning Song、Thorn In My Pride、 Remedyと4曲も演奏してくれました💛 ライヴはこのアルバムからの曲で始まり、色々な他の曲を挟んで、このアルバムの曲で終わるという構成でした。

実はSometime Salvationも聴いてみたかったけど、あの曲は感情移入が必要なヘビーな曲だし最近は意識的にセットから外してる感じもするので、リストに入ってなくて正解だったのかもしれません。

あともちろん「シェイク・ユア・マネー・メイカー」からのShe Talk To Angelsも!あのアコギのイントロを生で聴けたなんでもう嬉しすぎです。あと「Amorica」からのWiser Timeも大好きな曲の一つなので聴けてよかった。ゆらゆらとした流れるような曲の雰囲気が好きなんですよね。

アンコールは、Rolling StonesのRocksのカバーでした。この頃は発表になってなかったカバーアルバム「1972」からの選曲です。ちなみにこの頃はファンの間では、彼らがレコーディングスタジオに居た画像が話題となってて「もしかして新譜?」と騒がれていたのだけど、どうやら1972に収録するための曲をレコーディングしていたんだと思います。こちらもクロウズにはピッタリな選曲ですよね。

セットリストはこちら。

バンドの演奏は、前に動画でアメリカでの野外のコンサートをちらっと見た時より、タイトになっているなぁと感じました。考えてみたらMarc Ford以降のリード・ギタリストではIsaiah Mitchellが一番好きかな。

25年前に日本を出てから、彼等のライヴを観るのは実に92年の初来日以来。その間は生活に追われライヴとは縁もなくて。そんなわけでもう感無量でしたね。

バンクーバー公演

7月のバンクーバー公演も盛り上がっていましたよ。オープニング・アクトの Delvon Lammar Organ Trio もすごくよくて会場のノリをウォームアップしてくれました。この時は「Shake Your Money Maker」記念ツアーの一環だったので、このアルバムから最初から最後まで一気に演奏してくれました。

30数年前、最初に予定されていた日本ツアーがキャンセルになった時はすごーくがっかりして。だからセカンド・アルバムの時は日本からワールド・ツアーを開始したわけですが、その当時の「待ってました!」という思いが蘇ってきました。

それは会場にいた他の人たちも一緒のようで、私が昔日本公演で買ったツアーTシャツと同じのを着ていた人達が沢山いました~。(背中はもちろんアメリカツアーの日程だったけど。。。)「わ~、今まで持っていたんだ!凄い」と感動しちゃいました。で、やっぱり年齢層もそれなりに高かった。。それに酔っ払いのおじさんとか、何回もしれっと前の方の席へ移動しようとしてたおばさん、何度も注意されていました。。。こういうところ、かなりゆるいです。

今回はアリーナ席だったので、しかも背の高い男性に囲まれて見づらい場面も。でも近いという利点もあったので文句は言えません。頑張ってクリスとリッチの立ち位置の間くらいの席を取りました。

そして、、この時点ではカバーアルバムの「1972」が発売されていましたので、会場でアルバムを購入してきました!!!

ファーストアルバムを演奏しきった後に、やった曲のリストがこちらです。アンコールのデヴィッド・ボウイのカバーもこのアルバムからです。

  • Go Faster

  • A Conspiracy

  • Wiser Time

  • Thorn in My Pride

  • Remedy

  • Encore: Moonage Daydream (David Bowie cover)

やっぱりツアーTシャツも欠かせないので、こちらのTシャツを購入。カナダ仕様になってます。

私、若い頃に神奈川テレビの音楽番組「ミュージック・トマト」だかMTV Japanかどちらかで、「Hard to Handle」のプロモ・ビデオを見たときに一気に彼らのファンになってしまい、そんなわけでファーストアルバムもとても思い入れがあるので、これを順に生で全曲聞けるってなんて夢のようでした。

これからライヴに行く皆さんも、ぜひ楽しんできてくださいね。

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