1枚2ドルの広告を見て、レコードを20枚買ってみました
1ヶ月ほど前のことなのですが、夫がフェイスブックのマーケットプレイスの広告を見つけて、「こんなのあるよ」って教えてくれたのが、
実は私、2年前にレコードプレーヤーを25年ぶりに買ったのですが、レコード自体あまり持っていません。そして以前所有していたアナログ盤や、以前CDで買ったものを、リイシューのアナログ盤で買おうと思うことはあっても、中古のものを見つけて買うことがありませんでした。ここは大都市でないので私が本当に買いたいものは見つからないし。
というわけで夫に言われて「まぁ何か面白そうなのがあれば買おうかな」と軽い気持ちで、広告主に連絡を取り、夫と一緒にその方のご自宅へ向かいました。
お家は郊外の住宅街にあり、リビングルームに招かれて中へ入ると、大窓の前に大きなプラスチックケースがどーんと、3-4個ほど置かれていました。それらの中に何百枚もアルバムが入っているんです。聞けば、この広告主はオンラインレコードショップも最近開いて、そちらでもこれらを販売しているとのことでした。なるほど、だからこんなにあるのね。ガレージセールなどで、コツコツと集めたのだろうか?
お邪魔したのは午後の4時過ぎでした。天気も悪かったため、窓の前でもお部屋が私には薄暗かったです。しかもカナダの家にありがちな、間接照明だけ使っているリビングルーム。そのときに考えていたのはこの3つ。
部屋が暗いと字が読みにくいし、コンディション確認も難しいなぁ
2ドルなら(日本の常識では)あり得ない状態のものあると覚悟しないと
選ぶのに時間かけすぎて長居してもよくないよね
そんなわけで、欲しいかどうか考えだしたらよくないと思い、直感的にパパッと選ぶことにしました。針飛びしたり、ジャケットが思いのほかボロボロとかで失敗だったら、お賽銭あげたのと同じと思えばいいや!と腹をくくって。。。
そして最終的に選んだのが以下です(アルファベット順)。これから半分に減らすこともできたのですが、全部買うことにしました。
Canned Heat – Living The Blues (1969, Gatefold, Vinyl) - Discogs
The Doobie Brothers – Takin' It To The Streets (1979, Gatefold, Vinyl) - Discogs
The Guess Who – The Best Of The Guess Who (1971, Gatefold, Vinyl) - Discogs
Jethro Tull – M.U. - The Best Of Jethro Tull (1983, Vinyl) - Discogs
Mott The Hoople – Mott (1973, Pitman Pressing, Gatefold, Vinyl) - Discogs
Smokey Robinson And The Miracles – Live! (1968, Vinyl) - Discogs
Spooky Tooth Featuring Mike Harrison – The Last Puff (1970, Vinyl) - Discogs
Was (Not Was) – Papa Was A Rolling Stone (1990, Vinyl) - Discogs
Johnny Winter – Still Alive And Well (1973, Vinyl) - Discogs
意識しなかったけれど、こうやってリストにしてみると、イギリス勢とアメリカ・カナダ勢が半々くらい。
やはりCDが存在していなかった頃のアルバムが中心になりましたし、それぞれのリリース年を見てみると、ほとんど40~50年前のものす。私より年上のレコードもある。
家に帰って確認したら、明らかに針が飛びそうな凹みがあるレコードが一つありました。(聴いたら、やっぱり駄目でした。)そしてジャケットのほとんどがやはり年月が経っているのを感じます。
これらほとんどがサブスクで聴けるはずなんですよ。でもブルートゥース・スピーカー1つで聴くより、レコードプレーヤーで聴くほうが断然楽しいなぁと中学生の頃を思い出しました。
長くなりそうなので今日はこの辺にして、次回は気に入ったものを何枚か紹介したいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?