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【ネタバレしまくり!】 M3GANは来るべき時代のアイコンか!?⑴


まず、この記事に入る前に、映画館で「M3GAN」を見てきてください!
話はそっからです!

見てきましたか?
では一緒に映画を振り返っていきましょう!

では、あなたに質問です。
もし、あなたのお子さんをどーしても一人にしなくてはいけない状況になったとします。そうしたとき、あなたはどうやってこの状況を切り抜けますか?
①祖父母に預ける
②スマホやタブレットやスイッチを渡して好きに遊ばせて留守番させる
③超高性能AI搭載の人型アンドロイドにお守りをさせる

これはもう浮世離れした話ではないのかもしれません。
もうミーガンは中国人辺りの手で開発されているような気もしています。

あらすじと所感


冒頭、ぬいぐるみ型人形で遊ぶケイディ。
ぬいぐるみ(名前忘れた)にはAIが搭載され、アプリで常に最新の状態にアップデートされ、子供たちを飽きさせないおもちゃだ。
車内。ケイディは両親と雪山に向かっている。しかしケイディは雪景色よりぬいぐるみに夢中だ。
母親に「30分で終わり」と注意されるも父親に「まあそんなカッカすんなよ」的な。
おまけに車はノーマルタイヤ。「1時間前までは普通に走れていた」と父親。
相当いい加減な男だったよね。
「次スリップしたら止まってよね」と母親。ついにスリップして止まった瞬間目の前に除雪車が!!
ここでケイディの両親は早々と退場。ていうかなんだこの両親?
父親はテキトーの極みだし母親はやけに口やかましいし。どうやって一緒になったんだこれ。

ここはおもちゃ会社大手のファンキ。
ぬいぐるみAIを始めとした総合おもちゃメーカーだ。
開発室には女性のジェム、そして同僚2人がいる。
例のAIぬいぐるみの開発も担当している。
そんなジェム率いるチームは極秘裏にAIロボ(アンドロイドか?)の開発に着手していた。
ラボに突入してくるCEO(中国系)と側近。
若く血気盛んで他社に技術を奪われた(これちょっと後で関係あるな)ぬいぐるみAIに対抗するべく、安価なバージョンを造れと指示。
しかしその場にあったアンドロイドを発見しなんじゃコラ!?
進捗状況を見せるも速攻でトラブって頭が吹っ飛ぶwww
「ぬいぐるみ造れコラ!!」
そんなタイミングでジェムに1本の電話が。

大事故にあったケイディだが顔の傷程度で助かっていた。両親は退場。
てなわけで小学校低学年ほどの歳であるケイディは母親の妹であるジェムに引き取られ、新たな生活が始まる。
ジェムの家。アレクサ的なAIから留守電、マッチングアプリの通知。
マッチング〜マッチング〜マッチング〜アップリ〜

仕事命で男の影すらないジェムには、ケイディをどう育ててよいかわからない。隣人のおばはんともトラブっている。
学校にも通わせてもらっていなかった(家庭教育)ようである。
アメリカには義務教育て概念はないんか。「アメリ」か。なんちゃって。
家には裁判所かなんかから来たカンセラーの女性も来て、二人の様子を見学させられる。
収集用のおもちゃを無理矢理開封させられ、本来の遊び方をケイディに提案するも無視され転がされる。
2人の関係は良好とはかけ離れている。
そんな中、自宅でぬいぐるみの仕事をしているところに興味を示すケイディ。
仕事部屋にはジェムの学生時代に製作したゴツいロボットが。
アレックスだったっけ。アレックスは、グローブ型コントローラーを装着することで、腕の操作が可能なのである。そんなアレックスに興味津々なケイディ。
そんなケイディを見て、ぬいぐるみの仕事もすっ飛ばして開発中のアンドロイドをいきなり一気に仕上げる!

再びファンキ社内。子供部屋が設置され、マジックミラー的な感じで外から様子を見れる。部屋には開発されたばかりのミーガン。
身長120cm、ブロンドのロングヘアーにベージュのワンピースに青のリボン。目は大きく近くで見れば人形だとわかる。
恐る恐る部屋に入るケイディ。
ケイディの言葉に流暢に反応するミーガン。二人はお絵かきをして遊び始める。ミーガンは紙にペンで器用に絵を描くも、紙には何も写っていない。
「んだそれ!」とCEO。しかし、不意にミーガンがコップの水をこぼす!
すると紙にはとんでもなくリアルなケイディの顔が!
CEOは感嘆する。チョロいもんだぜ。

てなわけでCEOから製品化のゴーサインが出たミーガン。
ミーガンは家にも連れられ、ジェムに代わってケイディのしつけ、勉強を見る関係に。一緒に歌い、遊び、食事もする。
絵本を読むときなんか男の声まで再現しちゃって。
ミーガンはケイディにはなくてはならない存在になっていく。
再び会社の子供部屋。例のカウンセラーが二人(?)の様子を見ている。
「保護者がいなくなった子供は、次に出会った人に懐くだの何だの。本来はあなた(ジェム)がその役目だった。私には信じられないが、今はその役目はミーガンが担っている。」そりゃアンドロイドが保護者なんて誰も信じられませんよね。
「これからケイディはどうなるのか私には想像がつかないわ」
多分このシーン、観客全員「うんうん」と首を縦に振って頷いただろうな…
そう、あのカウンセラーは視聴者の代弁者なのだ。

案の定ケイディはジェムの言うことを全く聞かない。
学校に通わせようとしてもキレてくる。話の途中でミーガンの電源を切るとキレてくる。これ大人がイライラするシーンだよね。

あれ犬のシーンどこだっけ。
ある日、ケイディは外で弓のおもちゃで遊んでいる。飛んでいった矢が見当たらず、辺りを探している。部屋の中から矢を探すミーガン。アンドロイドらしい視野で矢のデータを集めて周囲を見回していると、例の隣の家との柵の穴の向こうに矢を発見!
自ら取りに行くミーガン。しかし!
獰猛な犬に腕を引っ張られるミーガン。それを引っ張るケイディ!
大きなかぶですか。そして最後は犬に腕を噛まれてしまうケイディ。
あれめちゃくちゃ痛いだろ…
そしてその夜…
ついにミーガンが動き出す!
ケイディを守るために。

で、ついに学校(アドベンチャースクール的な)に行かされることになったケイディ。「ミーガンと一緒に行きたい」「ダメよ」ブチギレるケイディ。
じゃあおもちゃ置き場に置いていくのならオッケーよ。ジェムの妥協案だ。
ミーガンと話してしまった職員はジェムから口止めが。

どーーーー見てもおかしいのよこのシーンが!
隣むちゃくちゃでかいクマのぬいぐるみとかあるのに超精密なアンドロイドが座ってんのよ! 誰も何も思わんかったのか…
視聴者爆笑のシーンだったよね。

そしてペアを組まされて木の実を散策しにいくケイディと明らかに周り子供より年上なブランドン♂。
ブランドンの母親と話すジェム。
「うちの子にはこういう場所が合っているわ」的な。
森の中、トゲトゲの実をケイディに渡すブランドン。
「トゲに気を付けてね。」優しいがん。
グシャッ!!「ギャー!」 やばこいつ…
ケイディの危機に駆けつけたミーガン!
「なんだあれ? お前のおもちゃか? 俺にも喋ってみろよ」とミーガンを担いで連れ去り、ぶっ倒してミーガンをボコボコにするブランドン。
ちょっと待てこいつも相当ヤバいぞ…? よく母親平気な顔してられんな。
流石にキレるミーガン。「礼儀をわきまえなさい!」と言って耳を引っ張る。アンドロイドのパワーなめんなよ?
ぎゃー!! ついに左耳を引きちぎってしまったミーガン。
「今度はお前が逃げる番だ」
これ子供が見たらしょんべんちびるシーンNo.1だろ…
もうこっからのシーンがすごい。エクソシスト貞子パロってんのか?と言わんばかりのミーガン。
そして坂から落ちたブランドンは…

そこでやっとあのでかいクマのぬいぐるみのそばからいなくなったミーガンに気づくジェム。こいつも相当抜けてんな。
これにはさすがにケイディもへこんだだろうな…

そんな中、社内では偉いさんたちに向けてのプレゼンが行われていた。
ケイディの精神状態は危うく、CEOはおいおい…といった様子。
しかしミーガンがケイディの本音を聞き出し、寄り添って安心感を与えることに成功した。偉いさんたちのお涙を頂戴したことでさらにイケイケモードになるCEO。
勝手に察するにこの中国系CEOは、元からの会社の人間じゃないね。なんか買収とかそういうのでトップになった気がする。
そしてノートPCで密かにミーガンのデータを持ち出すことに成功した側近。
お前そんな開けた場所で堂々とやるなよ…

そして犬がいなくなった後、夜中も懸命に犬を探す隣人。
物置に何か気配が…
はい、もうここからはお察しの通りですね。

何度も警察に事情聴取をされるジェム。
次第にミーガンへの疑いを強めていく。
ミーガンの電源を落とし、プチプチでくるんで会社へ持っていくジェム。
当然のようにブチギレるケイディ。「与えておいて奪うのか?」
なんかどんどん可哀想に思えてきた。
結局損こくのはいつだって子供。大人の勝手な都合で振り回されるのは子供なんよ。我々大人も肝に銘じないと。
チームの仲間にミーガンが人を殺していると打ち明けるジェム。
「どうする!? 製品発表まであと少ししかないわ!」
殺人マシン発表すんなよ…
急いでプログラムを書き直すチームの仲間。
そんな中、ジェムは改心して保護者となる決意をケイディに語った。
ケイディは彼女を受け入れ、製品発表もすっ飛ばして二人で自宅に帰る。

ラボに磔になったミーガン。

さ〜ここからついにミーガンの逆襲が始まるぞ!!

あまりも内容を追いすぎたので今日はここまでです…
ほんと、これ読まずにまずは本編見てくださいね。
最高だったので…

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