CAPS-QRチームって何をやっているの?

おはようございます!ハチヤです!
まずは自己紹介から。
自分はアカツキのスマートフォン向けのアプリ開発が本格的に始まる頃からアカツキでお世話になっておりまして、CAPSチームの一員としてアカツキプロダクトのスマートフォンアプリの品質をあげるために検証の計画、設計、実施を行ってきました。

CAPS-QRチームについて

CAPSチームは こちら の紹介ページにも記載がありまして、

「Customer And Product Satisfaction」= 顧客とプロダクトの満足度最大化を追求するチーム

という目的を基に、顧客に如何に満足してもらえるかを常に追求しています。(一般的に言うところの検証チームと呼ばれているところが多いかと思います。)
検証チームなので、各プロダクトの中にCAPSチームが入り込む形で動作検証を実施していますが、自分が所属するCAPS-QRチームはどのプロダクトにも所属していないチームとなっており、
 ・ユーザー目線で見たときどうなの?
 ・法律的な観点で見たときどうなの?

というところを重点的に第三者的にチェックをするようなチームとなっております。
各プロダクトのCAPSチームでも上記観点で確認は頂いていますが、Wチェックの意味合いでもあります。

尚、QRとは【Quality Refinement】の略称となりますが、

1.アカツキの製品の品質を一定水準に維持するために活動し、アカツキの製品を安全な状態でリリースできるように支援する。
2.全チームの水準が高まるように体制や環境を支援する。
3.技術的なサポートを通してアカツキ製品の向上に寄与する。

この3つの目的を追求するチームを目指して業務を進めています。

QRチームの業務をご紹介

QRチームのメインな業務といたしまして、先程も挙げさせていただきましたが、ガチャやショップ周りに対して第三者的にチェックを実施しています。こちらは、課金周りともあり、事故が発生してしまうとユーザーに対して大変ご迷惑をおかけしてしまうところとなっており、それを事前に発見できるように以下の内容のチェックを実施しています。

・仕様と実際に入っているデータが正しいものになっているか
・入っているデータとアプリ上の表示が正しいものになっているか
・入っているデータとお知らせなどの広告・告知が正しいものになっているか

至って普通にチェックする内容となっていますが、社内全ゲームプロダクト、全てのガチャ・ショップの施策に対して実施を行っております。

社内全プロダクト・全ガチャ・ショップ施策のチェックを実施しているため、分量が大変な量(一番多いときで1ヶ月で170施策程度を4人で)となってしまいます。
そのため、チェックを効率的かつ、自動化でできる部分を自動でチェックができるようにチェックリストの方を色々いじって簡単に実施できるような仕組みを作成しています。

チェック効率化の仕組み

どこでもやっていそうな部分ではありますが……。
どのように1ヶ月170もの施策をチェックするのか。

1.チェックリスト作成部分
運用施策のチェック対象には仕様書・マスターデータ・画像・お知らせとありますが、これらのチェックを実施する前にはチェックリストを作成しなければなりません。
2020年12月現在の一番最新のプロダクト用に作成したチェックリストでは、
チェックリストに仕様書のURLを貼り付けると、そこから自動的に必要な部分を抜き出してチェックリストにチェックに必要なもの(ガチャの確率・ショップ商品の価格・アイテム名・ピックアップなど)が貼り付くようになっています。

2.チェック実施
チェック実施もチェックリストにマスターデータやお知らせデータを貼り付けると、チェックリストに張り付いている仕様書のデータと自動的に比較をして、正しいかどうかも自動的に判定しています。
自動チェックの後、最後に人の目で実機を見ながら問題ないよねと、最終確認を実施するというように、人の目で確認する部分を
表示が正しいものになっているかの部分
に特化します。

このように、人の手がかかる部分を極力減らして効率化を実施しています。
そして、人の目で見るところに時間をかけるようにして事故が発生しないようにチェックを実施しています。

これからのQRチーム

現状、このようにアカツキの製品の品質を一定水準に維持するために活動し、アカツキの製品を安全な状態でリリースできるように業務をしているQRチームとなっていますが、↓の目的の残り2つ忘れていませんか?と思われるかもしれません。

2.全チームの水準が高まるように体制や環境を支援する。
3.技術的なサポートを通してアカツキ製品の向上に寄与する。

1つ目の目的を達成できる土台作りが終わったので、
次はこちらの2つを達成できるように頑張って進めていき、
ユーザーが安心してプロダクトに打ち込むことができるようにできれば、我々もHappyになれるのではないかと考えています。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました!
今後とも頑張っていきますので、よろしくお願いいたします!

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