フォローしませんか?
シェア
中村成吾
2024年2月23日 14:43
みなさま、こんにちは。今日は時折みぞれが降っています。それでは12月号の評の後半をどうぞ。選者:梶原さい子評者:中村成吾上の句の間投助詞「よ」が余情を添えながら、下の句の主体の動作へと歌の流れをなめらかに導いている。「開けて確かむ色あせぬうち」という無駄のない引き締まった下の句も魅力的だ。硝子窓の全面に映っている夕陽。窓を開ければさらに景が広がる。一首全体の運びに淀みがなく、たい
2024年2月17日 11:59
みなさま、こんにちは。歌誌『塔』が家に届くともう一か月経ったのだなと思います。月日が経つのは早いものですね。本記事では、2023年12月号分で私が担当した評の前半を採録しました。自分が歌を詠む以上に、人様の歌を読むことに喜びを感じています。後半はまた別の記事で…。選者:梶原さい子評者:中村成吾群れ咲く白いあさおが、少しぼかしてしっとりと描かれている。そんな抒情ゆたかで涼感ある