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歌誌『塔』より

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歌誌『塔』(2019年10月入会)に掲載された歌や評をまとめています。
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2024年1月の記事一覧

歌誌『塔』2024年1月号掲載歌「君のくちびるすこし濡れてる」

歌誌『塔』2024年1月号掲載歌「君のくちびるすこし濡れてる」

みなさま、こんにちは。
もうすぐ1月もおしまいですね。

今年はどのような本を読み進めようか…
皆さんは読書の目標はありますか?

式子内親王集全釈、尾崎左永子短歌集成、山中智恵子全歌集など…買ったけれどまだ開いていない大部な本たちをきちんと読みたいと思います。

それでは『塔』2024年1月号の掲載歌。花山多佳子選です。

今年はどのような短歌ができるのか楽しみです。
5月号の詠草をそろそろ清書

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歌誌『塔』2023年11月号作品批評(2024年1月号掲載)-後編-

歌誌『塔』2023年11月号作品批評(2024年1月号掲載)-後編-

みなさま、こんにちは。
今日は小雨。雨音を聴きながらこの記事を書いています。

こうしている間にも、1月号の評の締め切りがじりじりと迫ってきております。早く原稿に着手しなければ…。

それでは11月号の評の後半をどうぞ。
選者:梶原さい子
評者:中村成吾

 主体はかすみ草の存在を忘れてしまったわけではない。かすみ草は花束に添える花として脇役に甘んじることが多いが、この歌ではちゃんと主役だ。かすみ

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歌誌『塔』2023年11月号作品批評(2024年1月号掲載)-前編-

歌誌『塔』2023年11月号作品批評(2024年1月号掲載)-前編-

みなさま、こんにちは。

編集部よりご依頼をいただきまして、2023年11月号~2024年4月号まで梶原さい子選歌欄の評を担当させていただいております。

実際に掲載されるのは2ヶ月後ですので、2023年11月号の評は2024年1月号の掲載となります。今号から掲載開始です。

普段のnoteの記事は敬体(です・ます調)ですが、評は常体(だ・である調)で書いております。本記事もそのままとしました。

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