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[徒然]継続できる人は無条件に尊敬する。
まったく呆れてしまう。同時に自らに対する憎悪さえある。
ぼくは、新しいことにもチャレンジできる性格です。という言葉で、「ひとつのことを継続できない自分」に言い訳をつき続けてきた。
飽き性だから、いろんなことに興味があるんです。新しいことにもドンドン果敢にチャレンジできるんです。という側面ばかりを強調して、辛抱強くひとつのことを続けることができない自分に目を背けてきたんだ。誰だって自分の弱さを直視したくないもの。
これまでの21年の人生を振り返ると、思い当たる節がいくつもある。なぜあの時、諦めたのか。いや、「諦めた」という事実に目を背けてきたのか。
この僕の弱さは、就活の面接で初めて明らかになった。圧迫面接を受けて、自分のほころびに初めて気付いたんだ。(泣きそうだった)
某サイバーエージェントの最終面接1歩手前の面接だった。本選考のあと一歩のところまで来ていた。でもだめだった。自分でも気づかなかった自分の弱さを突かれたんだ。まるで核を破壊された細胞のように、僕の自己アピールのロジックは呆気なく瓦解した。ガラガラと音を立てて、僕の主張は崩れた。
そして落ちた。
ありがとう、面接官。落ちたけど。気付けたよ。自分の弱みに。今では感謝してる。今では。今ではね!?!? あの時は恨んだけど。
たまにYouTubeやTikTokを見ると、チャラチャラした美男美女が活躍している。コムドット、くれまぐ、スカイピース、景井ひな、土佐兄弟。登録者だって多い。みんな人気者なんだ。みんな面白い。みんな素敵だ。
でも彼らを見ると、自分は嫉妬の念にかられて、不快な気持ちになる。なんだか悔しい。なんで自分は何者にもなれず、実家で嘆かわしい生活を送っていて、彼らはあんなにキラキラしているんだ。自分と同年代の彼らの活躍が苦しかった。
だけど、彼らの投稿を遡ってみると、活躍している人に限って、3年も前から活動を続けていたりする。諦めもせずに、コツコツ同じことを3年間もやり続けているんだ。年月は長くなくても、一年以上毎日コツコツみんな投稿している。
飽きもせずに毎日スマホの前で踊り続ける人。毎日YouTubeに面白い投稿を続けるグループ。M-1に出場している結成12年のコンビ。(錦鯉は本当におめでとう。インディアンスは惜しかった。でも大好き)
彼らの継続努力を目の当たりにした瞬間、僕は無条件で彼らを尊敬してしまう。
もしかしたら、彼らの性格が超悪いかもしれないし、前科を持っているかもしれないし、不倫をしているかもしれない。でもそんなことはどうでもよくて、継続努力をしているというだけで、僕がずっと諦め続けて逃げてきたことをやっている、というそれだけで、もう僕の負けなんだ。
継続は怖い。もし今やっていることを続けて、上手くいかなかったどうしよう。もし間違ったことをやり続けてしまったら?
何年間も無駄になってしまう。だから新しいことに飛びつきたくなる。こっちの方が上手くいきそうかも。今はこっちが流行りだから、自分もその波に乗ってみよう。そうして、継続するのをやめてしまう。
だから、今度こそ僕は「山田詠世」としての活動を続ける。
今は就活で、本当に忙しいから、休む時があるかもしれない。それでも僕は、またすぐにnoteを書きに戻ってくる。
目標は「人気者になること」です。定性的だね。でもこれが僕の目標さ。定量的なものに落とし込むとするならば、まずはnoteのフォロワーさんを1000人にしたいものですな。皆さんに楽しんで読んでもらえる記事を書きますぞ。
ちなみに、『マッチングアプリ放浪記』は、最近プロットを書き直して、物語に人間的な深みが出るように書き直したので、是非また序章から読み直してほしい。結構内容が変わっているよ。エンタメ作品として楽しんでもらえると思う。
インスタの方では、写真をたくさん撮っている。ストレンジャーズポートレートというのをやっている。街中にいる人に声をかけて、見ず知らずの他人のポートレートを撮る。コミュ力を鍛える練習にもなるから始めたんだ。
とまあ、こんな感じで活動をしているから、みんな見守っていてほしい。きっと継続するよ。もう惨めな思いはしたくないからね。圧倒的な結果を出すまで、僕は継続するよ。『マッチングアプリ放浪記』だって書き上げるし、「都市と若者の社会学」の論文だってちゃんと書く。写真だって合間を見て撮り続ける。いつか世界を回って、最高の写真を撮る旅に出るのが夢なんだ。(その話はまた別の記事でする)
このエッセイは、僕の決意表明みたいなものだ。もしここまで読んでくれた稀有な読者がいたらコメントをほしい。コメントは嬉しい。本棚を掃除していたら、いつ隠したのか分からない一万円が出てきたときくらい嬉しい。歩いていたら急に美女に道を尋ねられるくらい嬉しい。だからぜひコメントしてほしい。
山田詠世をよろしくお願いします🐏
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