見出し画像

アトピー奮闘記⑤入院生活

アトピー治療中、担当の医師から入院をすすめられた。
ステロイドのなかでも強めの薬を使っても効かなくなり、これ以上強い薬が出せないから、と言われたけど。
私のメンタル面が落ち込んでコンプライアンス低下(本来の意味は、医師から処方された医療品を、患者が用法・用量を守って服用すること)しているから、根性治してしてきなさいってことだったのだと思う。

その記録も書いてみよう。
入院1日目 朝10時 入浴後、薬剤塗布
まず全身にアンテベート軟膏(保湿剤)
症状のあるところにダイアコート(ステロイド)
最後に顔と手にアンテベート軟膏

首、背中、わき、肩、お腹、太もも・・と塗る部位が図面で指示される。
最初の2回は看護師さんがそばで見守りながら、塗布できてない部分がないかチェックされた。
塗り方もしっかり指導されて、腕なら点々と3か所くらいに軟膏のかたまりをつけて、しわの入り方に合わせて横に伸ばす。
夕方5時 入浴と薬剤塗布
夜9時 保湿剤のみ塗布

毎日、同じように1日3回の薬剤塗布があった。
入院4日目の夜に、朝まで眠り続けることができるようになった。

入院中の食事は、一般病棟のものと変わりないように見えた。お肉や魚が出たり、ちくわ等の練り物、ゼリー等甘いものもあった。
他の病院でのアトピー入院で行っているような、食事療法は含めていなかった。あくまで、ステロイドなど薬物療法を確実に行って治療するという方針だった。
運動療法もなかったので、病院の周りをひたすら散歩して体を動かした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?