節約するためにやめたこと

こんにちは。今回は、私が節約を始めたときにやめたことについてお話します。なかなか節約ができずに悩んでいる人や、もっと貯金額を増やしたいと思っている人の参考になればと思います。

6つのやめたことを紹介していきますが、どれも意外と簡単にやめることができました。1つずつ見ていくと、難しいなと感じるかもしれませんが、頻度を落とすとか、特別なときだけは復活する、といった細かいコントロールをしていくこと、もしくはやめた代わりにお金のかからない他のことで埋め合わせをしていくことで、節約できない習慣をやめることができました。

今でも、私の周りの人や友達に比べると、頻度が減って、やめたと言えるレベルになっています。ぜひ最後までご覧になってください!

① 家でお酒を飲むのをやめた

1つ目のやめた習慣は、自宅でのお酒です。お酒って、缶ビール1本で200円程度だと思いますが、実は200円以上、損をしていることがあります。

お酒が好きになることで、居酒屋に行くことが多くなったり、そこでお酒を頼めば、お会計の金額も高くなってしまいます。お酒が1杯500円だとして、5杯も飲む人だったら、食事しかしない人の倍くらい食費がかかってしまうこともあります。

家でのお酒をやめるというのは、缶ビール代を節約するだけでなく、お酒を飲まなくても生きていけるようになるためのリハビリでもあります。

また、お酒を飲むことで、その日は車を運転できなくなり、副業や仕事をしている人であれば、もうまともにできなくなってしまいます。仕事終わりにお酒を飲む人は、副業をする時間が減っているわけですから、収入が増える可能性を減らしているとも言えます。

とはいえ、私が、自宅でのお酒だけをやめているのは、付き合いやお祝いなどで外食をしたときくらいは、お酒を飲んでも良いと決めているからです。私はお酒が嫌いなわけでもなく、お酒を飲むことが悪だと思っているわけでもありません。ただ、毎日目的もなくお酒を飲むことを習慣にしても良いことは無いなと思ったので、外食のときだけはお酒を解禁しています。そうすることで、久しぶりに飲むお酒は格別に美味しく感じますし、お酒を飲める量が減っているので、飲むお酒を厳選するようになりました。

お酒をやめたことで、逆にお酒を楽しめるようになったのです。

② 人間関係を広げることをやめた

お金持ちになるためには人脈が大事という人もいるので、人と会うことが大事だと思っていた時期もありました。ただそれは、一部の職業の人だけかもしれませんし、どんな人と会うことができるのかにもよります。

普通に生活している人が、いきなり人生を好転させるようなすごい人と会えるわけもなく、仮に会えたとしても、その人にとって、あなたに良い影響を与えるメリットはあるでしょうか。

そう考えたときに、無理して人間関係を広げても疲れるだけだし、自宅で副業をしたり、本を読んで知識を取り入れたほうが有意義だと感じるようになりました。

人間関係を浅く広く築いていっても、飲み会代が多くかかってしまうだけで、得るものは少ないと思います。人と話すことが上手になったりするメリットもありますが、話が上手くなることと節約することは、目的が違うので、節約がしたいなら、人間関係は不要です。

私が今も関係を築いているのは、家族と親戚、学生時代からの友人、今の仕事の同僚だけです。社会人になってからできた友人や、過去の仕事仲間、その他の人たちとの関係は一切断ち切っています。

そうは言っても、いきなり人間関係を断ち切ることなんてできないという人も多いと思います。そういう人にまず一歩踏み出していただきたいのは、LINEの通知オフです。LINEの通知が届かなくなると、自分からスマホを見たときしかメッセージに気づくことができません。そうなると、返信が遅くなりますし、LINEを関係を築くツールではなく、単なる連絡ツールとして使うようになります。

親戚、友人、同僚とは既に関係が築けているでしょうから、連絡ツールとして使えば問題ありません。その他の人たちとは、おそらく連絡ツールとしてしか使っていないので、関係を築くことが難しくなります。それでも仲良くできそうであれば、気の合う友人として迎えいれてあげましょう。

③ コンビニに行くことをやめた

節約するためにやめたこと3つ目は、コンビニに行くことです。コンビニはスーパーに比べると商品価格が高く、毎日コンビニに行っていると、じわじわとお金を使ってしまいます。

スーパーなら500円で済むところ、コンビニだと800円かかるとします。毎日行くと30日で9000円多く使ってしまいます。これだけでも大きな出費なのは間違いありませんが、問題はそれだけではありません。

コンビニに行ける環境や習慣を付けてしまうと、ちょっとお腹が空いたらコンビニに行くようになってしまいます。これは商品価格とは関係なく、頻度が多くなりますし、健康にも良くありません。

また、コンビニにはATMがあるので、簡単に現金を下ろせてしまいます。最近では現金を使わなくても支払いはできるようになりましたが、一昔前までは、現金がほしいときに下ろせてしまうというのは、お金の使いすぎに繋がっていました。コンビニに行かなくすれば現金を使えない時代のほうが良かったのかもしれません。今では、コンビニに行かなくなったとしても、キャッシュレスでいつでもお金が使えますし、ネット通販で買い物もできてしまいます。

コンビニに行かなくなり、スーパーで買い物をするようになれば、安い食材をまとめて買うようになります。そして、ちょっとお腹が空いたり、お酒が飲みたくなったからといって、夜中に出かけることもなくなります。1つ目に紹介した、自宅でお酒を飲まないようにすることにも繋がってきますね。

コンビニというのは、便利すぎるが故に、欲望を満たしてくれる場所でもあります。できる限り使わないように意識することで、お金を使う機会も減ってくるはずです。

④ SNSを見る時間を減らした

節約するためにやめたこと4つ目はSNSの使いすぎです。SNSを全く見ないというわけではなく、見る時間を決めたり、適度に制限するようにしました。SNSの制限が直接、節約に繋がっているかどうかは分かりませんが、SNSには広告が多く含まれているので、物欲を抑えられていると思います。

SNSは賢く使えば、便利な情報取得ツールになりますが、受け身で流されるままに使うと、広告を見せられるだけのツールになってしまいます。飲食店や旅行、日用品まで、様々な物やサービスが紹介されていて、それを見ると良いなと思ってしまいます。

それによって良い買い物ができたり、楽しい時間を過ごせるなら問題ありませんが、見なければ知らずに済んだのに、SNSのせいでムダにお金を使ってしまうこともあります。SNSの怖いところは、便利だと思わせるだけで、広告に踊らせてしまったことに気づかない点です。

SNSを見ているからといって悪影響を感じませんし、SNSを制限しても、改善された実感はありません。SNSの影響を実感するためには、家計簿をつけてみることです。SNSを見続けた数ヶ月と、SNSを制限した数ヶ月の節約状況を比較してみてください。SNSを制限した期間の方が節約ができているはずです。

他にも、Webサイトやテレビにも気をつけないといけません。Webサイトにも多くの広告が潜んでいますし、テレビCMはもちろん、テレビ番組にも広告の要素が含まれています。Webサイトの無意味な閲覧や、テレビの流し見をやめることで、無意識の物欲が制限されて、節約ができるようになります。

⑤不要なサブスクを解約した

節約するときに最初に考えるべきことは、固定費の削減です。固定費とは、毎月、毎年、一定額かかる費用のことで、特にサブスクサービスは、勝手に課金されていくので不要なお金を使ってしまいがちです。

固定費の中でも、家賃やスマホ代、電気代などは日頃から意識できるので、すぐに節約に取り掛かれるのですが、音楽サービスや動画配信サービス、PCツールなどはいつのまにか登録していて、課金されていることに気づかないことがあります。

不要なサブスクというのは、登録していて良いことは1つもありません。使いたくなったら登録し直せば良いですし、使わないなら登録している意味は無いからです。そうは言っても、いろんな魅力的なサブスクが出てきて、初回無料とか言われるとつい登録してしまいますよね。

登録をするのは悪いことではありませんし、無料期間でお試しできるなら使ってみるのも良いと思います。そこからサブスク登録を管理する必要があります。

私がやっている方法は、3つあります。

1つ目は、カレンダーに無料期間の期日を書き込むことです。6月30日までの無料期間のサブスクに登録したとします。そしたらすぐに6月30日に「サブスクAを解除」と書き込んでおきましょう。そうしないと絶対に登録したことを忘れてしまいます。

2つ目は、登録後すぐに解約してしまうことです。多くのサブスクサービスは、登録したらすぐに解約しても、無料期間は使えるようになっています。6月30日まで無料のサブスクは、6月15日に解約しても、あと15日は使えてしまうのです。これはサービスによるので、それぞれの規約を見てほしいのですが、大手のサブスクサービスであれば、ほとんどがこのような仕組みになっています。登録した後すぐに解約するのであれば、解約し忘れることもありません。

3つ目は、サブスク一覧表を作ることです。エクセルやスプレッドシート、Notionなどを使って、登録しているサブスクを片っ端から洗い出していきます。そして、そのサブスクの金額や次回更新日などを記載していきます。そうすると、不要なサブスクが見えてきますし、毎月どれくらいの金額をサブスクに使っているかがわかるようになります。

できれば、家賃などの固定費もすべてサブスク一覧表で管理して、サブスクだけでなく、固定費をすべて管理してしまうと、固定費削減のときに役に立ちます。ちなみに私は、家賃も含めると、固定費だけで年間に100万円以上使っていました。

その他にも、マネーフォワードで家計簿管理すると、明細名を見て、サブスクを判断して管理してくれる機能があります。これは、Netflixなどの有名なサブスクしか認識してくれないので、完全に信用することはできないのですが、あまり使っているサブスクが多くない人であれば、マネーフォワードに管理を任せても良いでしょう。

⑥残業をやめた

節約するためにやめたこと6つ目は残業です。残業をすればお金が貯まるから、むしろ節約できると思っていませんか?それは間違った考え方です。実際に残業をしまくっているエリート社員に話を聞くと、稼いだお金はすべて使っていると言います。全員がそうではないかもしれませんが、残業で自由な時間が少なくなってくると、節約する意識が薄れてくるようです。

残業をしたことのある人なら経験したことがあるかもしれません。仕事を頑張ったなーと思って、ついコンビニや外食で贅沢をしてしまったことは無いでしょうか?残業を続けていると、そのお金の使い方が当たり前になってしまい、節約とは全く逆の道を進み始めます。

それでも残業代を稼いでいるから、むしろ貯金ができると思うかもしれませんが、稼いだ金額には税金がかかります。節約して浮いたお金には税金がかかりません。節約できる金額に比べて、稼いだ金額は少なくなってしまうので、残業で稼ぐよりも、節約で貯金したほうが、労働に対する貯金額は多くなります。

残業時間をできるだけ減らすことで、時間や気持ちに余裕ができて、お金を使わなくなり、節約に繋がります。お金を稼ぐなら、残業せずに仕事時間の中でやりくりする方法を考えるべきでしょう。

⑦コーヒーを買う習慣

節約するためにやめたこと7つ目は、コーヒーを買う習慣です。

私はコーヒーが好きで、コンビニやカフェで毎日のように買っていたのですが、コーヒーを買うのは、週末のカフェだけにしました。平日は自宅でコーヒーを淹れるようにしたことで、節約できるようになっただけでなく、自分にあったコーヒーを作れるようになりました。

カフェやコンビニでは、コーヒーの味を細かく選ぶことはできませんが、自分で作れば、苦みや濃さ、温度や量など、そのときの気分で選ぶことができます。もちろん、その味を再現できるようになるまでには、道具を揃えたり、研究が必要になりますが、コーヒー作りを趣味として楽しめる人にはおすすめです。

ただ、コーヒーも奥が深く、道具を集め始めると、いろいろ買いたくなってしまう危険性もありますし、マグカップ集めに走ってしまうこともあり、節約とは逆効果になってしまいます。節約のためと思って割り切ってしまえば、そこまでお金のかかるものでもないので、自宅コーヒーに切り替えてみてはいかがでしょうか。

⑧衣類の購入

シーズンごとに服を買うのをやめました。しっかりした服を1着買えば、数年間は使うことができます。下着や靴下などは定期的に買い替えますが、上着などは、こだわりを持って、長く使えるものを買うようにしています。

そうすることで、数年間は服を買うことがなくなり、節約に繋がります。また、クローゼットがいっぱいにならないので、収納や片付けの労力も減り、快適に過ごすことができています。

服が好きな人は、制限することはないと思いますが、SNSなどの広告につられてつい買ってしまうという人は、良い服を1着買ってみることをおすすめします。

逆に、安い服を長く着ようとするのもおすすめしません。安い服はすぐに色褪せしてしまったり、ほつれてしまい、またすぐに買うことになりますし、自信を持って外で着れなくなってしまいます。

安い服をたくさん買うなら、少々高くても、良い服を少しだけ持っている方が節約に繋がると感じました。

⑨通販での衝動買い

節約するためにやめたこと9つ目は、通販での衝動買いです。

アマゾンなどでついポチッと買ってしまうことがあると思います。商品が届くと、そんなに欲しい物でも無かったな、と後悔し、無駄な買い物をした経験は無いでしょうか?

そうならないために、アマゾンなどで購入するときは、お気に入り登録をした状態で数日間寝かせるようにしました。数日後にお気に入りを見て、それで欲しいと思ったら買うようにします。

通販を利用する際は、冷静にならないといけません。広告を見て、ついポチッとしてしまったり、ユーチューバーが紹介していたからといって、すぐに買ってしまってはいけないと気づきました。数日間すれば、そのときの衝動は収まりますから、それでも欲しいと思うなら、買ってもいいかもしれません。

その他の衝動買いを抑える方法としては、悪い口コミも見てみることです。アマゾンのレビューには、低い評価をしている人もいますから、そういったレビューを見ると、衝動が収まります。私はこれで結構抑えることができています。

また、他の人に買ってもいいか話してみるというのもありです。他の人からすると、そんなの必要ないと思っている物もあります。なんで欲しいのか、買わないとどうなるのかをちゃんと話すことで、物欲をコントロールできるようになるのです。

⑩極度な節制

節約するためにやめたこと10個目は、極度な節制です。お金を使うことを悪だと考えて、無駄遣いを1円もしてはいけないと考えていた時期がありました。しかし、人には我慢の限界があるので、節約しすぎると、その反動で大きな出費をしてしまったり、本当に価値があるものを買えなくなってしまいます。特に、お金を使うことによって、将来的に大きなリターンとして返ってくる投資であれば、どんどん使うべきです。例えば、プログラミングを学ぶために、教材を買ったりパソコンを買うことは、大きな自己投資になります。

プログラミングを学びたいのに、パソコン代をケチってしまっては、スキルアップすることはできません。そうなると、プログラマーになれなかったり、収入の高い仕事に転職することができず、節約によって大きなチャンスを逃すことになります。

他にも、自宅の環境を整えたり、健康のためにお金を使うことは、自己投資の1つですし、これらをケチってしまうと、何のために生きているのか分からなくなってしまいます。

節約することは大事ですが、お金がすべてではありません。お酒が好きであれば無理にやめることはありませんし、人と話すのが好きなら、人間関係を狭めることもありません。

今回紹介したのは、私に向いている方法です。ぜひ参考にしていただきたいですが、すべての人に当てはまるものではないと思っています。節約できないのは、何が障害になっているのかを確かめることが大事ですし、そのために、できる範囲で何をやめることができるのかを、考えてみましょう。

まとめ

今回の話をまとめていきます。まず、節約をするためには、今の習慣を変えていかないといけません。そのために私がやめてみて上手くいったことは、自宅でのお酒、人間関係、コンビニに通うこと、SNSを見る時間、サブスク、残業です。

そして、極度な節制もやめましょう。ストレスが溜まったり、大きなチャンスを逃してしまうので、極端に節約するのはやめるべきです。

これらをやめることで、多くの人にとっては、節約する助けになると思います。ただ、絶対にやめたくないこともあるでしょうし、それが生きがいになっているという人もいると思うので、できる範囲でやめてみることをおすすめします。



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