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休校3ヶ月の香港・子供達に学ばせた事とは 中山さくら


香港在住、5人のママで起業家の中山さくらです。


2月のコラムから香港の新型コロナウィルスの状況をお伝えして3ヶ月、香港はおそらく世界で一番長い休校期間を体験しています。

5人の子供を持つ私がこの長い休校期間中、子供達に家庭で教えている教育に
ついて今回はお話したいと思います。

予想していた通り、日本でも感染拡大、経済危機がやってきました。

日本では3月初旬にスクールの休校措置を実施しましたが、オリンピック開催
に躍起になり、世界から見たら明らかに少ない検査数で、感染者数の数を少な
く見せておいて、海外からの入国制限もすぐに行わなかった結果。
感染ルート不明者がほとんどを占め、医療機関でのクラスターなどが多発。

医療破壊一歩手前まできてしまいました。


マレーシア在住のGACKTがTV取材で、言葉を選ばずに言えば「日本は狂ってる」と言っていましたが、海外在住者から見たら残念ながら、全く同じ様に映っていると思います。


国のトップのウダウダなリーダーシップもそうですが、
国民の平和ボケも相当なものだと思います。

私は2月の初旬から、自身のインスタグラムやFBでスクールや保育園の休校や
登園させるべきではないと発信してきました。

5人の子育て経験から、保育園やスクールがいかに、ウイルスの感染リスク
が高いか良くわかっているからです。

そして日本では保育士や園児へのコロナウィルスの感染が増えてきており、それを隠蔽しようとする市長の指示があったというニュースを聞くと、子供達の命をどう思っているのか疑問でしかありません。


経済危機に関しても、日本だけは大丈夫だと思っていたのか?
いざ、緊急事態宣言が発令され、自粛要請が出てから、今度は自粛させるなら保証しろと吠えまくる。
これが、労働者として教育された日本の大人達の姿。

この膨大な補償額は結局は税金であり、今小学生の子供が、10年後にはこの代償を背負う事になるとは考えないのだろうか。

日本は緊急事態宣言が出されましたが、要請ばかりで強制力がなく、罰金や禁固刑も設けていない、空港の検疫もゆるゆるなので、終息するにはまだまだ時間がかかります。

同時に子供達のスクール休校も長期戦と捉えた方がいいでしょう。

香港はコロナウィルスが中国、武漢で発症した1月下旬。

直ぐに香港内の全てのスクールを休校措置にしましたので、約3ヶ月スクール
は休校。

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CEOキッズビジネスプログラムは、児童福祉施設などへ無償提供をしており、noteでサポートいただきましたら、子供達への教材費に使わせていただきます。http://ceokidsacademy.com