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〖駅メモ〗マツカ&ウシオの実家へ行ってみた🏞

JR西日本管轄下と比べると話題になりにくいですが、名鉄西尾線と蒲郡線は存続が危ぶまれている路線の1つです。
そんな西尾線と蒲郡線を巡るデジタルスタンプラリーが、ステーションメモリーズで開催されています。

ステーションメモリーズ(以下駅メモ)では未来の日本は鉄道が存続の危機になっているため、現代に生きる私達が鉄道会社に金を落として・・・違った、鉄道を通して思い出を集めて鉄道を存続させようと言うゲームです。
実際問題として、リニアや北陸新幹線、長崎新幹線などと言った高速鉄道の工事の賛否に激論が湧く一方で、地方の公共交通は存続の危機に立たされています。
今回はそんな西尾線と蒲郡線を巡るデジタルスタンプラリーを遂行してきました。

🚃イベントの課題内容

今回のイベントの課題内容は次の2つです。
❶西尾線・蒲郡線の西尾駅~蒲郡駅で位置登録をする
❷駅メモで指定された観光スポット3つを巡る
課題内容はこの2つになっており、対象となるスポットも比較的駅から近いスポットになっています。
そして課題内容からみても、西尾~蒲郡間が存続の危機にある区間なのでしょうね・・・。

🚂ウシオとマツカのモデルは園内子供汽車

駅メモの「でんこ」と呼ばれるキャラクターは、地球上に存在する車輛を基に製造された扱いになっています。
ウシオとマツカは「EXでんこ」と呼ばれる位置付けで、割とレア度の高いキャラクターです。
今のEXでんこは海外車輛がモチーフのキャラが多いですが、この2人は日本の車輛が基になっています。
じゃあ何が基なのかって言うと、愛知こどもの国内を走る子供汽車がモデルなわけです。
そして園内にはちゃんと駅があります。
「なるほど確かに鉄道だ」と妙に納得させられたものでした。
時間的にも押していたので、子供汽車は見ずに蒲ふぉるニアへ行ったのですが、本来の目的は達成することが出来ました。

🚃蒲郡線に見る地方3セク鉄道の未来

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駅メモは過去にも1度、蒲郡線のイベントをやったことがあります。
前回から実に6年ぶりの蒲郡線訪問となりました。
最近JRが一部の路線を廃線にしたい動きを見せているのに比べ、あまり話題にならないのですが、名鉄蒲郡線は存続の危機を迎えています。

一応2026年の3月までは存続しますが、そこから先はわかりません。
また、蒲郡線の存続の為に西尾市と蒲郡市も資金を出しており、部分的な3セク化されている路線とも言えます。

駅メモのテーマは「鉄道が廃れた未来から来たでんこと一緒に現代の私達が鉄道で思い出集めをすること」です。
そして蒲郡線は、そんな「でんこ達のいる時代」の未来が現実になりそうな空気を帯びた路線になっているわけですね。

蒲郡線から見る海側の景色はなかなか良いものなのですが、蒲郡線沿線は目立った観光地はありません。
また、地方の鉄道は大企業の工場や大学が駅の近くにあることで支えられていたりしますが、蒲郡線にはそれが無いんですよね。

そして、こうした厳しい状況と言うのは、他にも新幹線が建設されたことによってJRから切り離された、並行在来線にも似たようなことが言えます。
ある意味で蒲郡線は地方鉄道の問題が詰められた縮図とも言える路線です。
なんとか存続して欲しいところですが、あまり明るい未来が見えないです。

私自身はもう少し蒲郡線の沿線で再訪してみたい場所などがありますから、季節を変えて訪問してみたいなと思いますが、駅メモにご興味のある方は是非蒲郡線の旅をしてみてください。1人旅がお勧めです。


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