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FFのフィールド曲は旅に出たくなるね🚆

高校生までの私と言ったらバリバリの根暗でインドア派な引き籠りタイプだったのですが、会社人になってある時期を境に一人でよく出掛けるようになりました。今となっちゃ休日まる一日家にいることなど不可能なくらいにはアウトドア派であり、StayHomeなどというのは色んな面から無理な相談だったのであります。
流石に2020年のGWは小池都知事の巧みな手腕で都外移動できないムードとなり、遠征は致しませんでしたけども、7月の4連休は遠征をしようかなと考えております。
さて、遠征中に電車の中でよく聴く楽曲と言えば何かというと、ファイナルファンタジーのフィールド曲。中でもⅨの「あの丘を越えて」は超・名曲です。
世間ではⅦのリメイクで盛り上がっているため、1ループ5分にも及ぶ長大曲のクラウドのテーマが好きな人が名乗りを上げてきそうな感じではありますが、鉄道旅行と実にマッチしてる曲の一つがFFⅨのフィールド曲なのです。

ちょっとだけFFⅨを紹介

ここでファイナルファンタジーⅨをちょっとだけ紹介します。
ファイナルファンタジーⅨは2000年に発売され、今年で発売からちょうど20年が経ちます。
ファイナルファンタジーⅨは初代ファイナルファンタジーへの原点回帰を目指した作品となりました。そのため、ボスに一部、初代FFに登場したメンバーが出てきます。
ファイナルファンタジーと言えば特徴的なのがクリスタルとセーブポイントですが、4~8までのセーブポイントは魔法陣みたいなのに乗ったり触れたりしてメニューを呼び出しました。これに対し、Ⅸはちょっと特殊なセーブ方法をやります。

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フィールドではモーグリを呼び出し、ダンジョンではこれまたモーグリの手を借りてセーブをするのです。何度も呼び出し過ぎるとプリプリ怒る姿もまた可愛いモーグリ。
原点回帰を目指しつつも、主人公がそれまでの硬派な騎士系から、明るく女好きの盗賊へと変わりました。そのためストーリーでも鬱展開が少なく、安心してプレイできる作品になってます。
初代ファイナルファンタジーのフィールド曲も明るい曲ですが、初代が騎士が行進するかのような曲に対し、Ⅸは旅そのものを楽しもうというような広がりのある曲になっています。

聴いてるだけで旅に出たくなる名曲

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YOUTUBEで「あの丘を越えて」と検索をかけると、鉄道の車窓から雄大な景色を見ながらこの曲を聴く動画があるんですが、ホンマ鉄道風景と合いすぎな曲なんですわ。そのせいか、聴いてるだけで旅に出たくなってしまうわけです。
「あの丘を越えて」は雄大な自然を突っ切る車内で聴いても良いのですが、一方でどこか人との繋がりを感じさせる雰囲気のある曲なので、特急列車や新幹線の中で聴いてもまた良し。
急行能登で夜が明けたら飛び込んでくる日本海の景色に感動したり、帰りの新幹線で富士山が見えると「明日からまた日常か・・・」とガッカリしたりと、鉄道車内で聴くには合いすぎており、20年経っても決して色褪せない曲になってる根本原因の一つです。
ファイナルファンタジーはフィールド曲が作品全体の世界観を表してるものが多く、鬱展開満載なⅡは寂しいフィールド曲ですし、クラウドが苦難の末に本当の自分を見つけ出す旅路であるⅦは抑揚の聴いた雄大な曲になっています。そして劇団兼盗賊団のジタンが色んな人との繋がりの中で成長していくFFⅨは、明るく広がりのある曲になりました。

言うて一人やないと何処も行けへんようになった

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前社には趣味の合う人間が一人だけいたんですが、旅行の話をしてて共通してるのは「絶対に人と旅行へ行かせちゃいけないタイプだ」ということですね。
私のペンネームは兵庫県三田市に実在する「センチュリー大橋」という橋の名前から来ているのですが、同じ真冬の三田市を経験した者同士でよく三田の冬を話しのネタにしてたことがあります。
その同僚はそれはヤバいモンでして、旅行に行く際の計画性が0!
野宿も全然珍しくないらしく、酒で有り金使ってしまって新大阪駅まで歩いて帰ったなんて武勇伝も聞いたほどです。ちなみに冬の三田市はマジで寒くて、私が経験したのが-4℃、同僚が経験したのは-6℃です。流石は近畿のシベリアと呼ばれるだけあります。
私の場合は「乗りたい臨時列車に合わせていき場所を決める」とか「駅メモのコラボでんこゲットのために遠征する」とか、そういうんが多いです。

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こうしてただでさえ特殊な目的で遠征するのに、遠征した先でも性懲りもなく道に迷って泣きっ面かいては「普通の観光客があまり行かないとこ」へ行こうとするもんですから、団体行動なんてできません。
「一人じゃどこもいけない」なんて人が日本人は多いと聞きますけども、声を大にして言いたい。
「むしろ一人じゃないと何処も行けんわ!」と。
前社で趣味が合った同僚にしてもそうなんですが、基本的に生来の性格が勝手気まま、協調性がない、困ったことがあると泣きそうになるのにアドベンチャーは好きという、どうしようもない性格です。絶対に団体旅行に誘ってはいけません。
高校の時までは引き籠りだったというのに、大人になったらなぜかRPGの曲聴いてる内に自分が旅に出かけたくなった私、ことセンチュリー・大橋。
FFⅨ未プレイの人は是非ですね、一度プレイしてみてください。ゲームとしてもとっても楽しいファイナルファンタジーなので。

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