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京都に移住して大阪勤務で感じること🏢

ステーションメモリーズでは9月から京都地下鉄とのコラボイベントが開催されます。
「そう言えば関東にいた時代に参加した地下鉄コラボイベントも9月開始だったような」という気がしてまして、妙に9月と縁の深いイベントな気がしております。
なお9月は京都国際マンガ・アニメフェアが開催されます。
もちろん京都地下鉄も出展しますので、そういう観点からも9月と縁が深く感じるのかもしれません。

さて、埼玉で生まれ育った私が何故京都にいるのかというと、最大の要因は政治的な理由になります。
私の家庭が非常に特異な家庭で、実父と母は離婚しているのですが、本来なら母が私の親権を取る可能性は1%も無かったというのが私と母の戸籍的な意味合いでの関係です。
血は繋がっていても戸籍が繋がっておりませんので、まともに裁判を争って母が私の親権を取れる可能性は0だったということです。
結局のところ、離婚裁判は母の不戦勝に終わって成立したことで、母方とは血縁がありながらも戸籍の繋がりが無い、父方とは戸籍と血縁があるのに誰一人顔も知らないという、歪な構成になっています。

これが大人になってからも苦悩を生む種になりまして、まぁ関東では川崎勤務をしたことをキッカケに政治的な闘争に首を突っ込むこととなりました。

ちなみに川崎勤務時代、非常に仲の悪かった先輩女性がおりまして、当時は「お上品そうな関西言葉に陰湿な性格、コイツ絶対京都出身だわ」と思ったらその通り。
そんな感じで当初は京都に対する印象が悪かったはずなのに、気が付けば私が京都にいるというのが、運命とは不思議なものです。
そんな私が京都にいるのは、間違いなく駅メモと太秦萌に原因はあります。

京都移住はベストな選択肢だったのか

京都に移住して早1年半、改めて京都移住が最適だったのかと訊かれると、それは「最適だった」としか言いようがないですね。
正直なことを言うと、多摩ニュータウンでいずれはノンビリ暮らすのが理想でした。ただ、あのまま東京都で生活していても、自分の居場所はなかったと思います。

まず一番に不安の種は都知事選です。
まぁ毎度のことながらゲテモノのオンパレードになるのですが、桜井誠のような輩がトップ5に食い込んでくるおぞましさって言うのがあるんですわ。

東京都は西と東で向いている方向が真逆です。
東部は基本的に保守的な価値観がベースであり、保守政党が強いのですが、西武はややリベラルな気質が強く、革新政党が強い傾向があります。
まぁそれでも人口比では23区には遠く及ばず、どうしても桜井誠のような排外主義者が一定票を取れてしまうんですね。

恐らくですが、遠からず百田尚樹も都知事全に立候補するでしょう。
だから小池都政の後が心配だったのです。
小池都政は良いこともありませんでしたが、かと言って悪いことも特段ありませんでした。小池百合子には思想がないからです。

この点、京都は日本でも極めて珍しい保守と革新のバランスが取れている都市であり、1978年の段階で世界文化自由都市宣言をしており、ダイバーシティの先進都市なのです。
ダイバーシティの先進都市だからこそ京都にはワケありさんも多く移る土壌があります。
なのでこの先の人生を考えても、京都以外に自分の居場所はあるとは思えないって言うのが、私の見える現実です。

次に交友関係ですが、関東にいた時代から「会いたいと思えば会える友人」は殆ど関西にいたと言って良いでしょう(大阪が多いですが)
この先も独身で暮らす設計を考えた場合、関東にいてもドン詰まるのが見えており、人生設計を見ても関西に行く以外にはなかったと思います。

働き方:IT業界から足を洗いたいと思うことがある

昨今の物価高を考えると、転職して年収を上げていたのは結果的に正解だったのかなと思います。
と言ってもこれは結果論の話で、ベストな選択だったのかというと、正直わかりません。
SESと自社開発、両方を経験したからこそIT業界から足を洗いたいと思うこともありますね。

もっと大別するとコールセンターもITも自社勤務と客先常駐の働き方がありますが、正直言って客先常駐の方が働きやすかったです。
SESじゃなければ客先常駐の働き方って悪くないですね。
やっぱり自社勤務はマルチタスクを求められる傾向が強いので、頭の処理速度が追い付かないと感じることは多くあります。
一方、客先常駐はシングルタスクで働くことが多かったです。比較的人間関係も淡白なものになりやすいですが、それはそれでやりやすかったなと。
だから業界内で再度転職するようなことがあったら、また客先常駐に戻るでしょうね。

ただ、長い目で見て「50代でIT業界で生き続けていられるか」って訊かれると、やっぱりその自信は無いです。
ITそのものは好きですが、もっと小さなことをして生きたいという気持ちが強いですね。

とは言え、IT業界離れて何やりたいかって訊かれると、なかなか難しいですね。
「やりたいこと」って言うのは漠然とあるにはあるのですが、その実現性を考えると一歩を踏み出せなかったりします。

転職した後になって思うことは色々ありますが、SESと自社開発とで同年代の既婚率も違いますし、また既婚者と独身者の間の差を痛感させられることも多いです。
やはり既婚者には守るべき家族があって、ある意味で「使命感」があって働いてます。どうしても既婚者と独身者では仕事に対する「使命感」や、会社に対する「帰属意識」の部分で差が出やすいんですよね。

実際のところ、私はあまり会社に対する「帰属意識」があまりないですし、会社に行くという、それだけで慢性的な疲労を感じてしまうほどですから。

まぁ一つだけわかっているのは、ずっと大阪で働き続けている気はないということです。
東京勤務に比べて通勤は天国ですが、やはりまぁ、ゆくゆくは京都で仕事したいなと思いますし、やはり京都で仕事しようと思うと、少なくともITで自社勤務はあまりないですね。京阪神のITの仕事はほぼ大阪ですし。

だからまぁ、京都で働く気なら、IT業界卒業に向けた準備をした方が良いっていうのは確かです。
そのために何を準備するのか。幸い今は収入がだいぶ良いので、次の10年を見据えて引き出しを増やしておこうと思います。

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