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〖ガーバー流「仕組み」経営〗読了

センチュリー・大橋

先日、京都の古川町商店街でランタン祭りをやっていたのですが、今回はそこで目に付いた本を2冊買うことにしました。
その内の1冊を読み終え、2冊目を読もうと考えているところです。
今回は最初に読み終えた〖ガーバー流「仕組み」経営〗の感想を書こうと思います。

🛵転職直後に人が辞めていく

今の会社に入って面食らったのが、私が入ってから僅か3ヶ月で人が2人辞めてしまったんですよ。
で、実は3人目が間もなく出るのを知っています。
いずれも契約社員として入った人達なのですが、1年経たずして短期離職が3人相次いでいるので、やはり「何かしら組織に問題がある」という状態なわけですね。

思うことは色々とあるのですが、やはり最大の問題点は「根性有る奴だけ続けば良い」という風潮はあります。中小企業としては「あるある」な話なのかも知れませんが、いかんせん3人立て続けになると個人の資質の問題よりも、組織の体制の方に問題があると言わざるを得ないのです。

そして人が辞めていっては「人手不足」を嘆くことになります。
まぁ私も転職直後に面食らったところはあって、正直「外資系のエンジニアリング会社行った方が良かったんじゃないか」と考えたりもしたのですが、如何せん提示いただいた年収が前社の120万円増しでしたからね。
関東から京都へ引っ越すのにかけた高ーい費用もありますし、何より自分は関西で上手くやっていくしかない御事情もあって継続してます。

有難いことに「東京からの転職組」が同じ会社にもいたので、そこは継続にあたって大きいポイントだったかも知れません。

💻本質は「人手不足」ではなく「仕組み不足」

今の職場で仲ようさせて貰ってるのは、ほぼ同じ時期に入った大手SIerからの転職組である沖縄出身の人なんですが、違う業務をやっているとは言え、直面した問題は同じでした。

とにかく「仕事を覚えさせる仕組み」が無いのです。
「この会社にはマニュアルがない。あるのは仕様書だ」
とは同時期入社の人も言っていたのですが、これは言い得て妙でした。
業務の内容に関してはまぁ、当然書けませんけども、一つ言えるのは「この会社に不足してるのは人手じゃなくて仕組みだ」って言うのは毎日のように感じてます。

尤も、これは今の会社で初めて遭遇するような事態でもありませんし、日本企業には何も珍しい事ではないと思います。
ひとまず会社の業務に関する視点で行くと、本書を読んだことで自分のやりたいことを再認識するという感じになりました。
会社の資産になるのは「人材」ではなく「仕組み」の方なので、人に依存した業務の在り方って言うのは結構マズかったりします。でも、日本の一般的な労働環境では、そのマズいことが普通にまかり通ってしまってるんですけどね。

🏡家庭経営でも同じことが言える

しかし仕組み化が必要なのは何も会社の運営に限ったことじゃありません。
家庭の経営にあたっても同じことが言えます。
ある意味で「家庭経営の仕組み化」って言うのは、割と昭和の方が良くできていたとも言えます。

要は昭和って言うのは世の中のコンセンサスとして「男は外で働き女は家を守る」が固定化されていたわけです。
良いか悪いかは別として、これも立派な「仕組み」です。
それも極めて単純明快で「外で金を稼ぐのは全部男!」で「家事は全部女」と何もしなくても役割がハッキリ決まっていたのが昭和という時代です。

しかし、平成時代中期以降は共働きが増え、夫婦ともにフルタイムで働く過程も多くなったことでしょう。
本書では「1人経営の会社でも組織図を作れ」と書いてありました。

自分1人でも組織図を作った方が良い

1人経営の会社でも「誰が何をやるか」という組織図は作った方が良いということですから、家庭に於いても組織図があった方が良いのは間違いなさそうです。
その上で外注に出せそうな家事なんかも洗い出した方が良いでしょうね。
最近は洗濯なんかも「宅配洗濯代行」なんかもあったりして、共働きの場合は洗濯を外注した方が安いかもしれません。

夫婦2人しかいないような家庭でも、誰がどんな作業を行う担当で、どんな責任があるのかなども可視化して行くと、外注して良いものや出来ないものなども見えてくるかもしれません。
まぁ私は誰かと男女の仲になるようなことは無いので「そもそも夫婦で話し合いの場に立つことの難しさ」というのは分かりませんが・・・。

🏢「人」に依存した組織はおっかない

改めて「人に依存した組織」って言うのは恐ろしいです。
私はコールセンター勤務歴が7年ありますが、携帯電話3社やインターネット業界のコールセンターは概ねマニュアルが出来上がっています。
言い方は悪いですが、携帯電話業界やインターネット業界のコールセンターと言うのは、アスペルガーの人間がやったとしても出来るように定型化されているのです。

もともと人がたくさん辞める業界ですし、本当に「ベテラン」と呼ばれている人間がいつ辞めるとも限りません(鬱病製造工場の業界でもありますし)
そして自分がコールセンターで如何にして成果を出したかを振り返ると、結局のところ仕組み(テンプレ)化だったのです。
まして社長になると「職人」の思考ではいけないわけで、経営戦略に注力できるようにするためには、業務の仕組み化は必要不可欠ではありますね。

近年は家庭環境も複雑化しておりますから、家庭にも経営の概念は必要かもしれません。
そのなかで「家庭の業務を仕組み化できる」と、夫婦の時間は増え、夫婦が円満になることで家庭も円満になるでしょう。
本書はそうした一助にはなるんじゃないかなと思います。

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センチュリー・大橋

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