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カナダ熱波で230人死亡:人事じゃないぞ!テレワーク7割くらいやらんでどうする!

カナダっつうたら日本よりは涼しい国だと思っていましたから、まさかの熱波で死者数が230人を超えるとは思いませんでした。しかも6月ですよ?
夏はこれからが本番なのにカナダが熱波で230人死亡するんですから、日本は人事じゃありません。
バンクーバーは北海道よりも北にある『避暑地』として人気の街なのに、東京から山形に行った辺りの距離に行ったら熱中症で人が死ぬんです。まだ6月なのに!!
よってこれから7月になり、大暑の節に御臨・・・五輪なんてやる日本が他人事なんて無いわけです。

🌞40度超えたら出勤は自殺行為だぞ

大暑の節に五輪を強行開催しようとする政府や小池、IOCも大概ですが、かといって今の段階になってまで「テレワークできない仕事もある!!」と揚げ足を取るのもまた、賢明とは言えません。

少なくとも政府や小池百合子の言う「テレワーク7割やって!」は無茶ぶりな要求でもなく、間接部門に至っては十二分に達成できる数字です。
もっと言うと営業部門やITの開発部門だってリモートワーク7割は可能な仕事と言えるでしょう。
「営業はお客さんが対面以外嫌がってオンライン会議の了承が取れないんだよ!」なんて怒られそうですが、ならなんで了承取ろうとしないのか…。
そもそもオリンピック期間中のテレワーク要請は2019年以前からなされていたのです。
「オフィスに出勤して働く仕事で2021年の今で対応してないとか何やってんの?」って話で、出来ないのではなくやらないことを選んだだけです。
バンクーバーの北東、リットン村の気温は49度に達しました。
気温49度で出勤する光景を考えてみて下さい。
家の外に出るだけで電子レンジに入るようなものです。正に飛んで火にいる夏の虫となります。
基本的に35度以上において運動は原則禁止と言われる温度ですから、49度なんてなったらまず出勤は出来ません。というより、40度以上での出勤は自殺行為に等しいです。屋外で働く人は間違いなく時短勤務が必要です。

💻当たり前だけど守りのテレワークはBCPのため

Business Continuity Plan。
今やBCPという言葉を聞いたことのないホワイトカラー職はいないでしょう。緊急事態になった時にも出来るだけ業務を止めない体制を作る必要があって、その対策を練っていくのがBCPっていうところです。
当然、今みたいに疫病期はBCPを単なる計画でなく、実行に移す段階なのであって、その一環にテレワークは入っています。
見出しには「守りのテレワーク」と書きましたが、勿論テレワークは攻めのテレワークをやることも可能です。ただ今回は攻めの話じゃないんで、それは書きません。
そして、北海道より北で49度なんて行ったんですから、日本でも45度以上があり得るわけです。
想像してみて下さい。
45度の気温でいつも通りに出勤したらどうなりますか?
少なくとも雇い主の安全配慮義務違反は免れないのではないでしょうか

🏭テレワークできる仕事は広がっていく

今までテレワークはオフィスで働く人しかできないと思っていましたが、私のその甘い見立ても打ち砕かれそうです。

ソニーと川崎重工の共同研究で、いよいよ工場ワークにもテレワークの波が広がってきました。
今後、家に居ながら工場にある車の塗装も出来るかもしれないわけです。
勿論「自宅じゃ集中できひん!」って声もあるでしょう。私もそうです。
なので無理に自宅じゃなくても良いですが、朝のあまり暑くない内にサテライトオフィスに行き、涼しい環境で、離れたところからVRも組み合わせて工場のマシンを動かす方が、生産性も上がるかも知れません。

「テレワークできない仕事もあるだろ!!(#^ω^)」

そらそうですよ。テレワークできない仕事はある。でも、テレワークできる仕事自体は着実に広がっていきます。
「理屈上テレワークできない」が減っていくのがこれからの時代なのです。
だからこそ言うんですよ。
「テレワーク7割くらい達成できなくてどうするんですか?」とね。
勿論出勤をしたい人は他人を巻き込まない範囲で出勤すれば良いと思うし、どうしても集合する必要がある時はあるので、どうしても集合しなきゃ進まない仕事を仕分けして、リモートワークできるものはリモートさせた方が、危機に強い日本になるんじゃぁないですかね?

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