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京都のお気に入りホテルが潰れていた件

「マンボウじゃねぇよフグでも食ってろ!」と言いたくなる政治の世界。
ハッキリ言って与党も野党も、声の大きいアルファ政治ツイッタラーに至るまで、誰一人として「仕事を失うことの不安を抱える労働者の目線」を持ってるようには見えません。
極端と極端でプロレスしあってるのだから、マトモに社会設計をするという視点はゼロなんですよね。

さて、お決まりの展開ではありますが、地域限定の緊急事態宣言とも言えるマンボウが発令されたことにより、京都の宿は空きが出まくることになりました。本来なら繁忙期の京都へは行かないのですが、以前お伝えした通り、GWの行き先は京都へ変更することに致しました。

えきねっと予約は既に足利大藤まつり号から新幹線に変更しており、あとはホテルの確保だけ。
「そういえばパレスサイドホテル暫く楽天で見てないけど大丈夫なんだろうか。朝食ビュッフェが美味しかったし、売上に貢献したいもんやな」
そう思ったのも束の間。Google先生に質問した結果として返った答えは、残念なものでした。

🏨潰れたホテルはもう戻らないんやで…

あれは駅メモではじめて「地下鉄に乗るっ」のコラボをやった時ですかね。その時泊ったホテルが京都御苑脇にあるパレスサイドホテルってところでして、当時、残業代込みでの手取り19万円な貧しい私でも泊まれる優しい価格設定に加え、お部屋も広く、ビジネスホテルの料金ながらシティホテルのような高級感があるホテルでした。

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中でもうれしかったのは朝食ビュッフェです。私は朝食が一日で一番食べれるので、朝食ビュッフェはめちゃめちゃ有難い。それも美味しいビュッフェだったので、そりゃご飯3杯いけちゃいます。
一応これでも宿に関してはそんな神経質な気質でもないんで、一人で泊まる分には割と変な宿でも泊まれるクチですが、それでもこれまで泊ったことのあるホテルではパレスサイドホテルが一番良かったと思ってます。
それでもコロナ禍による需要急減には抗えず、昨年の夏に閉館してしまいました・・・。
あそこの宿はスタッフも国際色が豊かなホテルでしたから、それも楽しみの一つではあったのですが、閉館してしまったと聞くと、とても残念です。

🏥一年経ってまだここなのか・・・

新型コロナウイルスが出回るようになってから、もう一年ですよ。一年が経過しているというのに、まだウイルス撲滅ありきで動いていることに呆れています。
与党も野党もワクチン頼みなところは変わらず、ある意味で「ウイルスを撲滅したい!」って考えている度合いは、野党の方が上なんじゃないかと。
敢えて言いますが私は新型コロナワクチンは危険だと認識しております故、打つ気は毛頭ありません。
今既にワクチン副作用でチラホラと障害を起こした人がいる中、ワクチン頼みのコロナ対策というのは流石に無理があります。
京都のお土産屋さんで「まん防じゃなくて辛抱」と言っていた人がいましたが、事ある度にやれ緊急事態宣言だのマンボウだの言ってたら、いい加減、旅行産業や飲食業は持ちません。

🏢政治家は職を失う人の不安が見えていない

なぜ私はコロナ禍において一貫して反自粛行動を取るのか。それは政治思想以前の問題として、失業することの大変さを体験としてよくわかっているからです。
一応、お恥ずかしながら私は人生で4回解雇を経験してます(派遣切りも含む)。少なくとも最初の2回は精神的に堪えるものがあり、3回目からは慣れがあったおかげで対処法もわかっていただけのことです。
職を失う人の立場に立ったら、例え焼け石に水になるとしても、こんな時だからこそ消費活動をせなアカンと考えるわけです。
今のところ野党やその支持者は、コロナ対策の至らない要素は全て与党のせいってことにしたい感じがしますが、与党だけの問題じゃありません。野党にも大きな問題があります。与野党および各政党支持者のアルファツイッタラーは、失業する人が抱える不安が見えてないのです。

🍃誰も持続可能な社会設計を考えない

なぜか与野党共にコロナウイルスを撲滅する方向で動いてますが、新型コロナウイルス、撲滅できると思います?
SARSやMERSは無くなってないのです。というより、未だ「風邪を治す薬」すら存在しません。つまり、今後も新型コロナウイルスは人類の生活と隣り合わせで存在し続けるわけです。
当然、撲滅を前提とした社会設計など持続可能な筈はなく、今はそのツケを飲食や旅行関係の業界が背負わされている状態です。同時に旅行に関わる業界の中でも、鉄道業界は人々の移動を支えるインフラ産業でもあるため、旅行における需要急減が暮らしを支えるインフラの維持にまで危機を及ぼすかもしれません。
勿論いますぐ大事には至らないでしょうが、倒産・事業危機は連鎖しますから、飲食需要の減少がタクシーや代行運転業の需要減になり、かつ食品メーカーにも及ぶ段階に入るでしょう。
しかし、与党だけでは飽き足らず、野党もそれが見えてないのです。結局のところ、与野党ともに、一年あっても何も学習していないのでした。
政治の世界がもうダメダメなんですから、焼け石に水とわかっていても、民の力で支えていくしかありません。
皆さんもGW、まだ予定がない方は是非ご旅行を。旅行はツイッター政治アカウントの言うような「金持ちの道楽」ではありません。お金持ちじゃなくても旅行はできるし、一人一人の消費の方が、今は多くの命を救えるでしょう。

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