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DXやるなら確かに自民党内の適任者は菅義偉しかいないよな

昔は「ガースー」と呼ばれていた菅義偉ですが、いつの間に「スガーリン」という仇名まで追加されていたんですね。
じゃあなんで「スガーリン」なんて仇名が付いたのかと言うと、それは菅義偉のポスターにあるらしい。
いや、まぁ見れば見るほど共産党カラーそのもので、どっちかって言うと日本共産党の政治家は選挙ポスターで赤を前面に押し出す政治家は少なくなってるんですよ。
山添拓は緑ですし、たつみコータローは青、いわゆる共産党カラーの赤を殆ど使用しないポスターも多く見られるのですが、菅義偉の「国民のために働く」ポスターはまごうことなき共産党カラーです。
「誰か党内で突っ込まなかったのかコレ?」と噴き出してしまうのですが、しかしDXをやっていくにはスターリン的な人材はとても向いているんですよね。
二階俊博が「いやぁ・・・菅はんの代わりは居れへんて」と言ったようですが、確かにDXをやっていくには、自民党内の適任はスガーリンしかいないでしょう。

💻DXに必要なのはスターリンのようなリーダーである

以前の記事でも触れたんですが、企業でDXをやっていくには民主主義は全否定すべきだと言いました。

果たして国家にまでそれをやって良いのかどうかというのは厳しいところではありますが、しかし中国はDX先進国なのですよ。
特に少子高齢化社会を迎える日本ではスーパーシティを如何に実現していくかは重要な観点になるのでありまして、生産年齢人口が減っていく日本に於いてキメ細やかな医療、安心して暮らせるだけの治安、不自由なく安全に移動できるための交通システムを実現していくためには、個人データを如何に掌握していくかが大事になるわけです。
中国ではスーパーシティを推し進めるための土壌は出来ていたから、サッサと結果を出していくことが出来ているというわけですね。

で、菅義偉、割と官僚の間でもパワハラ総理として評判なようでして、言わば「官僚にパワハラしてでもデジタル改革を推進していく」という姿勢は本物なようです。
組織改革に於いて頭を悩ませる一つが抵抗勢力にあるわけですが、企業における改革を実現するには抵抗勢力を速やかに粛清する必要があります
これを政治がやって良いかどうかは明言を避けさせていただきますが、ただDXをやるという一点に於いては、菅義偉より適任な人物は自民党内にはいないでしょう。

🌐とは言えスガーリンにアーキテクトはあるのか

「DXをやるなら菅義偉以外に適任者は自民党にはいないだろう」とは言ったものの、果たして国家を運営するにあたり、スガーリンに「こんな日本にしたい」という設計があるのかが重要なポイントです。

かつて小泉純一郎を支持していた私でしたが、じゃあ小泉純一郎に国家ビジョンはあったのかと言うと、ちと微妙なところです。広報戦術は一流だったんですけどね。
「DXは反対勢力への粛清は大事だ」とは書きましたが、一番大事な部分は設計です。例えば今の中国が強いのも優れたアーキテクチャーがいるということは外せません。

「中国はDX先進国」と言いましたが、DXに限らず、中国は自国をどう富ませるか、台湾をどう孤立化させていくかと言ったことがデザインされているのです。
『一帯一路』は経済と外交を一体化して作られた設計図であり、ここに台湾を孤立化させるための戦略もデザインされていたわけです。まったく大したものだと感心せざるを得ません。
恐らく9月の選挙が終わっても菅政権は続くでしょう。
極論、菅政権の支持率が5%まで下がったとしても野党全体の支持率が自民党一党の支持率に届かなければ菅政権は続投します
まぁ日本は「民主主義国家としての制度はある」のですが「制度が存在するだけで機能はしていない」ので、実際には中国と少し似た部分があります。
ただ、日本の実質的な政治システムが中国に近い分、スガーリンに「作りたい日本の設計図」が無ければ、割と悲惨な状態になってしまいますね。

まぁ五輪強行開催をしたことで、いま株価が下がりまくってることとかなんかは、殆ど何も考えてはいなかった気はするんですけどね。ただ「DXをやる」という一点においては、適任な人物ではありますよ、スガーリン。

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